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学校長ブログの一覧

平成25年度 着任式・始業式

 今年度、新たに教職員として採用された先生方の着任式が行われました。専任教諭として、数学の一色貞男先生、英語の藤川實先生、理科の小山内由佳先生、国語の佐伯由香理先生、事務職員の窪田貴文さん、事務職員補の谷内悦子さん、時間講師として国語の村上弘江先生、商業・情報の佐藤卓也先生です。教科指導のベテランから若手までフレッシュな顔ぶれがそろいました。旭大高に新しい風を吹かせてくれるものと期待しています。

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 また、南米のチリからAFSの留学生としてアンドレス・フランシスコ・ルイス・ナバス・リオセコ君が来ました。日本語と日本文化を学びたいという強い意欲の持ち主で、趣味がスポーツ(空手、バレーボール、サッカーなど)、母国では学級委員長をつとめていたこともある礼儀正しく、責任感のある好青年です。ニックネームは「アンディー」と呼ばれていたようです。この2月に帰国したホワキン・ロドリゲス君同様、皆さん仲良くしてください。

 始業式では、高校3年間を42.195Kmのマラソンにたとえるなら2年生はまだ3分の1、およそ15キロほど、そろそろペースも徐々に上げる時か、3年生は一番苦しい30キロ手前、ゴールまで近いようで遠い、遠いようであっという間のゴールかもしれない。この1年間それぞれの目標を1つか2つ掲げて、古くさい言葉ではあるが、がむしゃらに、ひたむきに、一生懸命をキーワードに前に進もうという話をしました。生徒たちは頑張ってくれるものと期待しています。
(2013.4.9)

祝!学校法人旭川大学 系列校での入学式

 学校法人旭川大学の各部校の入学式が行われました。4月4日には旭川大学経済学部、保健福祉学部の入学式が行われ、本校(旭大高)から13名、旭川大学短期大学部の生活科学生活福祉専攻、食物専攻、幼児教育学科へ合わせて19名。4月16日には旭川大学情報ビジネス専門学校の入学式が行われます。本校からは9名が進学します。
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系列校として入学金など経済的な優遇措置もありますが、それぞれが目的意識を持って進学した者たちです。より一層、勉学やサークル活動などキャンパスライフを充実したものにしてほしいと願っています。
(2013.4.9)

平成24年度終業式、離任式にて

 終業式に先立つ表彰式では、日ごろの努力により難度の高い資格を取得した生徒を褒めたたえる「大雪賞」「奨励賞」という本校独自の表彰を行いました。

 今年の大雪賞では日商簿記検定2級取得者(高校生レベルでは最高難度)が昨年度の2名から今年度は6名に増え、受賞した生徒たちへ賞賛の拍手がありました。同時に奨励賞の漢字検定、英語検定の上級取得者も表彰しました。多くの生徒たちの励みになってくれるものと思っています。                   

 また、校内読書感想文コンクールの表彰も行われ、最優秀には宮田充君の司馬遼太郎「竜馬がゆく」、優秀賞には渡邊真唯佳さんの鎌田 實「へこたれない」、優良賞には山田瑞希さんの「パティシエになるには」、矢吹翼君の「グッモーエビアン!」品川優葵さんの「ダルシマーを弾く少年」が表彰されました。どの感想文も作品をとおして自分が何をどのように感じたのかを自分の言葉で述べていました。これらの読書感想文の中で私が気に入ったところは“この本を読んで、この爽快感は一体何だ「読後感最高」と空にコブシを突き上げたくなる”と言う表現でした。読書のすばらしさを見事に言い表しています。   

 終業式では、4月から新たな学年になるにあたって、この春休み中に自分の目標を立てる1~2週間にすること。前向きで、がむしゃらに、ひたむきに、一生懸命をキーワードに一人一人が自らの目標や希望を考える時間にしてほしいという話をしました。

 
 最後に、吉野先生、村上先生、事務職員稲辺さん、図書司書阿部さんの4人の教職員の離任式が行われました。なかでも、38年間本校の理科教諭として定年退職される吉野文晴先生のご挨拶では、優しくていねいな語り口で生徒たちへの励ましとお別れの言葉で先生の人柄がしのばれるものでした。生徒会執行部からの花束と校歌が流れる中、全校生徒の大きな拍手に送られ体育館を去っていきました。

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 4人の教職員の皆様方がご健康で、さらに充実したご活躍と大いなる発展を心より願っています。                    (2013,3,28)

祝! 卒業

 3月1日、平成24年度第63回卒業式で188名の生徒たちが旅立ちました。玄関での吹奏楽部の校歌演奏「神々つどう、ロマンの峰よ・・・」が卒業生の胸に響いたことでしょう。毎年のように思うことですが、無事元気でそれぞれの目指す道へ頑張って欲しいという願いです。


 卒業生に贈る言葉として、「現代社会は情報が洪水のようにあふれかえっている。その中にはニセモノ、インチキ、有害なものもある。何が正しく何が間違っているのか見極める力、選ぶ力が必要になる。ところが自分のまわりの狭い世界にしか関心をもたない風潮がある。ぜひ私たちの住むこの日本、そして世界の政治・経済・社会がどのように動いているのか目を向けほしい、無関心であってはならない。


 また、ネット時代が幕を開けた今、手間ひまのかかるアナログから効率的なデジタル化へと急速に変化してきた。便利なことは間違いないが、人間はモノや情報が少ない時代、分厚い辞典で調べたり、人から聞いたり、さまざまな知恵を絞り想像力を駆使してきた。それが人間の力を高めてきた。急いで答えを出す、結論を出そうとすることが短絡思考に陥る危険がつきまとう。手間暇はかかるが、さまざまな角度からよく考える習慣を身につけること、別な言い方をすると“知的基礎体力”が、これからの人間に必要になってくるように思う。」


 3年間、勉強・部活動・学校行事を通して、たくましく成長した姿で卒業していった188名の限りない前途に幸多からんことを祈る一日でした。       (2013,3,4)
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年頭にあたって

 新年おめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

 2013(平成25)年巳年にあたり、冬季休業明け全校集会では「脱皮できない蛇は滅びる。その意見を取り変えていくことを妨げられた精神も同様」(ニーチェ)を引き合いに、私たちヒトも古い殻を脱ぎ捨て変化していくことで成長して行こう。

 医師鎌田實さんの著書をもとに、人はきっかけがあれば必ず変わることが出来る。生まれ持った気質は変わらないと思うが、性格は意識的に行動パターンを変えていけば変わっていく可能性がある。今の自分を何とかしたいと思った時が、まさに変わるチャンスである。どんな人にも、変わるための大事な一瞬があるような気がする。それは何回かやってくる、決して1回ではない。今までの人生で、その一瞬をやり過ごしてしまったり、見過ごしてしまったかも知れない。その瞬間に、えいやっ!と勇気を持って、新しい反応を起こせばよい。

 そこで、人が変わるきっかけはどんな時かを考えてみました。それは本(小説など)の中にあるかも知れない、映画の中、絵画・彫刻など芸術作品の中に、スポーツ、趣味や遊びの中から気づくかもしれない。人と人との関係から肌で感じるかも知れない。ただ、携帯、スマートフォン、インターネット検索の中からでは、変わるきっかけを見つけるのは難しい。下(電子機器の画面)ばかり向かず、顔を上げ、さまざまな体験を通して自分の感じるところを大事にしていけばよいと思う。                     

 新年早々嬉しいニュースが飛び込んできました。冬季インターハイ全道大会スキーアルペン、ジャイアントスラローム(大回転)で2年生の高橋奈々さんが優勝、クロカン女子10Kmフリーで1年生の矢萩瑞奎さんが準優勝という幸先のいいスタートを切ってくれました。
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 また、留学生として10ヵ月ほど本校で学んでいた、ホアキン・ロドリゲス君が1月末に母国アルゼンチンに帰国のため、全校生徒にお別れの挨拶をしてくれました。流ちょうな日本語で、旭大高の仲間のおかげで良い思い出がたくさん出来ましたと感謝の言葉でした。まったく日本語がわからない中からのスタートでしたが、彼の賢さと努力に本校生も感心の様子でした。
 
 今年は昨年以上に、生徒一人一人にとって良い年になることを願っています。それには未来を見据え、笑顔で元気良く毎日を過ごすことではないでしょうか。                                           (2013,1,21) 

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