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年頭にあたって

新年おめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

2013(平成25)年巳年にあたり、冬季休業明け全校集会では「脱皮できない蛇は滅びる。その意見を取り変えていくことを妨げられた精神も同様」(ニーチェ)を引き合いに、私たちヒトも古い殻を脱ぎ捨て変化していくことで成長して行こう。

医師鎌田實さんの著書をもとに、人はきっかけがあれば必ず変わることが出来る。生まれ持った気質は変わらないと思うが、性格は意識的に行動パターンを変えていけば変わっていく可能性がある。今の自分を何とかしたいと思った時が、まさに変わるチャンスである。どんな人にも、変わるための大事な一瞬があるような気がする。それは何回かやってくる、決して1回ではない。今までの人生で、その一瞬をやり過ごしてしまったり、見過ごしてしまったかも知れない。その瞬間に、えいやっ!と勇気を持って、新しい反応を起こせばよい。

そこで、人が変わるきっかけはどんな時かを考えてみました。それは本(小説など)の中にあるかも知れない、映画の中、絵画・彫刻など芸術作品の中に、スポーツ、趣味や遊びの中から気づくかもしれない。人と人との関係から肌で感じるかも知れない。ただ、携帯、スマートフォン、インターネット検索の中からでは、変わるきっかけを見つけるのは難しい。下(電子機器の画面)ばかり向かず、顔を上げ、さまざまな体験を通して自分の感じるところを大事にしていけばよいと思う。                     

新年早々嬉しいニュースが飛び込んできました。冬季インターハイ全道大会スキーアルペン、ジャイアントスラローム(大回転)で2年生の高橋奈々さんが優勝、クロカン女子10Kmフリーで1年生の矢萩瑞奎さんが準優勝という幸先のいいスタートを切ってくれました。
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また、留学生として10ヵ月ほど本校で学んでいた、ホアキン・ロドリゲス君が1月末に母国アルゼンチンに帰国のため、全校生徒にお別れの挨拶をしてくれました。流ちょうな日本語で、旭大高の仲間のおかげで良い思い出がたくさん出来ましたと感謝の言葉でした。まったく日本語がわからない中からのスタートでしたが、彼の賢さと努力に本校生も感心の様子でした。

今年は昨年以上に、生徒一人一人にとって良い年になることを願っています。それには未来を見据え、笑顔で元気良く毎日を過ごすことではないでしょうか。                                           (2013,1,21) 

  • 投稿日:2013年1月21日

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