第1回評議員会が開かれました
さる6月7日(金)第1回評議員会が開催され貴重なご意見を頂戴しました。
学校評議員は、学校(校長)の相談役であり、ご意見番、サポーターであるといえます。「学校の教育活動の説明→学校評議員は地域の有識者として幅広い視点から意見・助言→学校運営の改善」という開かれた学校づくりの一つのシステムです。
本校の評議員の皆様方は、高校所在地の永山に縁のある方が多く忌憚のないご意見を頂きました。簡潔にご紹介します。
「少子化が進行する中で、社会で十分に貢献できる人材を育成してほしい」
「旭大高の部活は伝統としてこれからも頑張ってもらいたい」
「朝、生徒が登校する様子が大変良くなってきました。先生方の玄関指導いいことですね」
「永山屯田祭りに再び参加してくれることは、地域として大変ありがたい」
「この永山地域は、小中高大と古くから教育に熱心なところです。より一層旭大高に頑張って頂きたい」
「旭川の中でも、永山は出生率が高く、子どもの教育には関心が高くなっている」
などさまざまなご意見を頂きました。
今後の学校経営に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
今年度の学校評議員の皆様方をご紹介します。
中村 彰利 様:あさひかわ商工会会長(株)杏栄 代表取締役
桑畠 保夫 様:永山地区まちづくり推進委員(株)前田理工 代表取締役
大野 敏路 様:北海道旅客鉄道(株)旭川支社永山駅長(仕事のご都合で欠席)
梶沼 恭子 様:近隣住民、卒業生保護者、前PTA役員
忠海 妃美子 様:卒業生保護者、前PTA会長
高校出席者:校長、寶田・三輪両教頭、磯山事務長
校舎前庭のつつじが、ようやく花開きました !
5月16日(木)7校時、生徒総会が開かれ、生徒会長の佐藤絵理香さんから生徒会予算、学校祭の概要について説明。各種委員会の委員長さんからは今年度の活動目標、実践事項が報告され全会一致で承認されました。
◎ 委規律委員会からは活動目標「生徒一人一人が生活習慣の意識を向上させよう」
実践事項
1.ベル席を徹底して守ろう」運動
2.「礼儀を正そう」(服装・頭髪、挨拶の励行)運動
3.食堂、売店の利用マナー向上啓発運動
◎環境美化委員会からは活動目標「校内の環境美化に努めよう」
実践事項
1.生活衛生向上のための活動
2.行事に関連する清掃担当(炊事遠足・野球全校応援・学校祭など)
3.校内美化啓発運動(ポスター掲示)
◎保健体育委員会からは活動目標「自主的活動に努めよう」
実践事項
1.体育時間のチーフを務める。
2.全校応援の協力
3.体育大会運営補助
4.スポーツフェスティバル運営
5.春季健康診断の補助
6.学校祭への参加企画・運営
◎図書委員会からは活動目標「図書館の利用者数を増やそう」図書委員からの呼びかけ
実践事項
1.カウンター当番(昼休み)
2.図書館だよりの発行
3.図書の整理整頓・破損の修理
4.購入図書希望調査
21世紀に生きていく高校生たちには、今から、自分たちに関することを自らの責任において処理する生徒会自治という考え方を身につけてほしいと願っている一人です。
クロスカントリー日本代表 石田正子さん母校へ !
長期の海外遠征を終え、久し振りに母校に顔を出してくれた石田正子さんです。
今シーズンのベストが、フランスで開催されたワールドカップ第4位で3位との差は何と0.2秒でスキー板、片足分だと思いますと語ってくれました。“小柄な身体で外国人選手と競うのは大変そうですね”と聞くと“全然大変じゃないです”と、くりくりした目でいとも簡単に言われてしまいました。
本校、クロカン監督石川先生によれば、現在フランスを拠点に練習を行っているようで、来月末にはフランスに戻る予定だそうです。冬季ソチ・オリンピックの有力候補の一人であり、この連休は旭岳で本校部員とともに練習するとのことで、生徒たちにとってはトップ・アスリートを目の前に貴重な機会になるのではないでしょうか。
長い冬が終わったばかりですが、伝統あるスキー・クロスカントリー部の石田正子さんの今後の活躍、本校卒業生の活躍、もちろん在校生の活躍を大いに期待しています。
(2013.5.1)
第1学年 宿泊研修
宿泊研修は、旭大高でのより良いスタートを切ってもらいたいという願いを込め、高校生活を送るにあたってのガイダンス(不慣れなことがらへの案内・手引き)の役割があります。学習・生活・進路等について各担当の先生から説明を受けたり、校歌練習、レクリエーションやたくさんの中学校からの集まりということもあり生徒間の交流の時間も多くありました。
生徒たちは皆元気にしっかりと研修の意味を理解してくれたと思っています。なにより落ち着いた表情と明るい笑顔が多くて、今年もまた楽しみな新入生です。
私は、動物行動学者の日高敏隆さんの言葉を引用して「若い人は、皆何か意味のある仕事をして、立派な大人に育っていくように遺伝的にプログラムされているはずである。さもなくば、人間なんていう種が今まで生き残って来たはずはない。楽ばかりしてダメな大人になろうというプログラムは組み込まれていない」という話から、将来、信頼される大人として社会で活躍し必要とされる人間になるためには、高校時代の勉強や部活動や行事への取り組みが土台となって、その人なりが形作られる。「人はなぜ、学ぶのか?」という問い掛けには、自分を含めより多くの人の幸せを実現するため学ぶのであり、学びなしには自己の可能性すら見つけることは出来ないなど高校生として一歩踏み込んでモノを考える習慣について話をしました。
(2013.4.22)
祝! 平成25年度 入学式
4月10日、ご多忙の中、中学校の校長先生をはじめたくさんのご来賓の皆様のご列席を賜り、平成25年度入学式が行われました。全道各地53の中学校から186名の新入生を迎えることができ大変嬉しく思うと同時に責任の重さを強く感じています。式では忠海PTA会長さんからのご祝辞、学校法人旭川大学山内理事長のご挨拶を頂きました。
毎年、新入生代表の言葉に感心するのですが、今年もまた、新入生代表岡広美さんが中学校時代の先生の言葉を引き合いにした宣誓が素晴らしかったです。内容の一部をご紹介します。
「私たちは、これから始まる高校生活に期待と不安を抱きながらも、自分の可能性を試す場所として旭大高を選びました。これからは旭大高生としての誇りと自覚を持ち、仲間と切磋琢磨しながらしっかりと成長していきたいと思っています。私は入学にあたり次の言葉を思い出します。『自分が言った言葉には責任を持て、日常生活のやるべきことをしっかりとやり遂げれ』これは中学校1年生の頃に恩師である先生から教わった言葉です。一見当たり前のことだと思う人が多くいるかもしれません。ですが、一度口に出した言葉はもう戻りません。今日やるべきことを後回しにすれば、いつか後悔する時が来るかもしれません。そんなことを思わせてくれる言葉だったからこそ、3年間忘れることなく私の心に焼き付いていたのだと思います。これからもこの言葉を胸に知識や教養を深め、志望進路の実現に向け精一杯の努力をしていきたいと思います。・・・」
教師が語る言葉の重さを感じさせてくるものでした。私たちは生徒の心に灯をともす教師でいたいものです。
新入生の皆さん、部活動では、先輩たちの記録を塗り替える、新しい旭大高の歴史をつくる気概でのぞんでほしい。また、将来の進路実現のため夜遅くまでの講習や資格試験取得へ励むなどチャレンジ精神で、希望や目標は常に持ち続けてほしいと強く願っています。
(2013.4.10)