祝! 平成24年度 北海道スポーツ賞受賞
去る12月19日、平成24年度北海道スポーツ賞の授賞式に出席してきました。本来であれば生徒と顧問の先生が喜びを分かち合える場であれば良いのですが、大会遠征中のため代表として晴れの舞台に参列しました。
受賞理由は、本校のスキークロスカントリー部の男子リレー、高校総体(インターハイ)全国2連覇です。同時に、石川潤(現東海大)君がインターハイ男子15Kmフリー優勝で個人受賞、ちなみに昨年度は石川謙太郎(現専修大)君が個人受賞でした。
今年度はスポーツの振興に寄与された3名、優秀な成績を収めた個人6名と6団体の受賞でした。
主催者は、昭和37年度から始まったこの賞が、今年で50年目を迎えた節目の年で、数々の本道スポーツの歴史を刻んできたと話されていました。歴代受賞者の中に本校の部活団体名や個人受賞者が記録されており、旭大高の生徒たちの活躍が大きな功績として評価されていることに喜びを感じた一日でした。 ジャンプ、アルペン、スピードスケート、フィギュア、ホッケーなど華やかな冬のスポーツは数多くありますが、最も地味で過酷な競技がクロカンではないでしょうか。黙々と雪原の山坂を幅細のスキーで己の技術と体力を駆使して勝利を目指す、あらためてストイックな競技であると強く感じています。 “言うは易く行うは難し”ということわざがありますが、インターハイの男子リレー全国2連覇は手前味噌ですが大変な記録だと思います。しかし、同じ高校スポーツとして野球・サッカー・バスケットだったらどうでしょうか、クロカンの何と新聞・テレビの扱いの小さいことよ、そんなバカな、もっと生徒たちの頑張りを褒め称えてほしかった。
しかし、私の想いをよそに生徒たちはそんなことは苦にもせず黙々と練習に励んでいます。この競技を好む生徒たちこそ地味で派手さを嫌い、強い忍耐力と高い精神性を備えているように思うところです。アッパレ、受賞者に拍手 (2012,12,21)
留学生のたくましさに圧倒された一日でした
この度、本校ホームページのサイトデザインを変更しました。より見やすく、より分かりやすい旭大高からの情報を発信していきたいと考えております。今後ともよろしくお願い致します。
さて、11月下旬に高文連上川支部主催「国際理解高校生の集い」を当番校として開催しました。市内校9校からの実践発表では、各高校の校訓、歴史、学校行事、部活動、海外姉妹校との交流などをスライドを用いて英語でのプレゼンテーションがあり、さまざまな国際交流、国際理解の取り組みが報告されました。
また、海外から旭川市内校に留学している10名の生徒達からは、母国での高校生活の様子や旭川での生活について上手な日本語で語ってくれました。わずか数ヵ月の日本滞在にもかかわらず、はっきり聞き取れる日本語でのスピーチは見事の一言に尽きます。若さの持つ吸収力の早さと賢さに驚きました。
なかでも中国からの男子留学生は、中国では高校生は一日十数時間の勉強漬けであるが、「自分の未来のための勉強なのでしかたがない、長時間の勉強も慣れだ!」と言い切った強い言葉に参加していた旭川の高校生たちも圧倒されたのではないでしょうか。
本校に留学している、アルゼンチンからのホアキン=ロドリゲス君もユーモアあふれるスピーチで笑いを誘うなど日本語をかなりマスターしたようでひと安心です。
国際交流、異文化理解となると私たち大人はボロは見せまいとして、型にはまった言動に陥りがちですが、さすが高校生の柔軟性と瞬発力は見事で休憩時間にはそこかしこで会話が弾んでいました。若さの持つ溌剌とした勢いを感じさせてくれた一日でした。