夏季1次合宿【5日目】
7月29日(水)、今日は初めて雨にも当たらずの練習が出来ました。
午前は登山トレを実施。ルートは男子:望岳台⇒美瑛岳⇒十勝岳⇒望岳台、女子:望岳台⇒美瑛岳⇒望岳台でした。時間にして、3時間30分の行程となりました。ちなみに今日の登山は、おといねっぷ美術工芸高校との合同で実施しました。
左の写真は、女子:美瑛岳山頂に到着した一枚。左端の子は、おといねっぷ美術工芸高校の女子部員です。
今日の山頂もガスがかかって何も見えません。
明日の合宿最後となる登山は快晴となることを祈りましょう。
午後は、14:00開始で体育館と屋外を利用してのコンディショニングトレ90分間を行いました。
明日はいよいよ合宿最終日。ここまで1日も休養日を設けていませんが、子供達は本当な肉体的のみならず精神的にもタフになってきています。かなり疲れも溜まっているはずですが、意欲的に消化していく姿勢が衰えません。成長してきているなと実感する一日でした。
夏季1次合宿【4日目】
7月28日(火)、今日も朝から雨。ここへ来てから雨の降らない日は1日もありません。北海道には無いと言われていた本州の梅雨が地球温暖化の影響で北海道にも上陸したのではないかと思う程です。
さて、午前はまたもプールトレ実施です。(今回は徹底的に!)この後、ローラーを計画していましたが激しい雨が断続的に続いており難しいな・・・午前はプールを徹底的に強化しようと考えておりましたが、またも【天が味方】してくれました。雨が上がり空も明るくなってきたので、プールを60分で切り上げ、ローラー(F)を決行。内容はノンポール30分⇒総合滑走30分⇒Wポールインターバル10分。
午後は、easyペースでのRUN90分。各自宿舎を出発点とし、コースも各自選択とした内容で無事終了。
合宿も残すところ、あと2日間となり、天候もすぐれない中での合宿ですが、天も味方してくれているお陰で、ほぼ計画通りのトレーニングができており我人や病人も無く、順調で有意義な合宿ができております。
夏季1次合宿【3日目】
7月27日(月)、昨日の夕方から雨も上がり、今日の午前中は予定通りの登山に出かけました。宿舎を8:20に車で出発。8:40望岳台スタート。登山ルートは、望岳台⇒美瑛岳⇒美瑛富士⇒オプタテシケ山の往復です。(女子は男子先頭が来たら一緒に折り返すという約束)
しかし、昨日までの雨量が予想以上に多く悪路となっており、かつ濃厚なガスもかかっていたため、オプタテシケ山手前の石垣山を越えた辺りから引き返す結果となってしまいました。往復での所要時間は3時間30分で遅い者は4時間かかりました。
左の写真は、登山途中での走っているところです。
普通の登山者では、この何倍もの時間がかかりますがトレーニングですので、こうやって負荷を自身にかけながらの登山トレであることを理解してください。
いつもはポールを持たせないで実施していますが、今回は滑りやすく怪我のしやすい状況でしたので、ポールを持たせています。
登山トレに時間がかかり、13:00からの昼食となってました。
しかし、プール入水予約が決まっておりましたので、13:50にプールトレ開始。
真剣な眼差しで頑張っています。
40分間のプールトレを終え、この後ローラー(CL)に履き替え、ノンポール40分⇒総合滑走45分⇒スピード5分の90分間を消化。
今日は、あまり休む時間も無くハードな一日となったと思っていた監督自身でしたが、男子からの要望で『夕食後もプールに入れませんか?』との質問。体力が想像以上にタフになってきたのか? また私のプログラムするメニューが不足しているのか?を投げかけたところ『タフになってきました』との返答。
嬉しい限りですが、もうワンランクあげた強化プログラムも視野に入れなければ・・・と感じた一日でした。
夏季1次合宿【2日目】
7月26日(日)、今日の午前トレの予定は登山でしたが昨日からの雨量を考えると、かなり地盤も緩み滑りやすいと判断し、ローラートレ(F)に変更しました。
内容は、ノンポール⇒総合滑走⇒変速インターバル+下りトレ=150分
左の写真は、変速インターバルをしているところです。
目指すスキルがスピードが加わっても維持できるかという目的でのスピードトレを主眼に緩急をつけてメリハリある動きができているかという練習を行いました。
次の写真は、下りを利用したターン練習を実施。怪我されたらという大きいリスクを感じながら、生徒には『果敢に攻めろ!』という責任を感じながらの練習となりました。
ただし、条件的には、この先が行き止まりであり、また交通量もほとんど無く、下り練習には最適な場所でした。こういった下りスピードを感じる中でのスキー操作も極めて重要です。
全員、怪我・事故も無く、終了。練習終了と共にまた大粒の雨が降り出し、今日も【天が味方】してくれた午前中でした。
次の写真は、午後に体育館にてコンディショニングトレを実施したものです。主に体幹を中心に2時間の強化を図りました。
かなり堪えるメニューですので、大人しくなりましたが、自分越えをするためには必要なメニューです。最後まで弱音を吐かず頑張っていました。
夏季1次合宿【1日目】
7月25日(土)09:00に学校を出発し、宿泊場所である国立大雪青年の家に向かいました。ここ最近、天候不順が多く、今日もぐずついた天気で時折雨の降る中でしたが、宿舎手前で生徒を降ろし、宿舎ゴールでRUN60分の軽いランニングを実施。終了後、11:00荷物を部屋へ運んだ後、11:20宿舎オリエンテーション聴講⇒12:00昼食とバタバタしましたが、生徒全体の協力体制も良く、時間通りにできました。
左の写真は、13:30から開始したプールトレの一部です。この時間帯の外は、ザーザーという大雨が降っていました。
4レーンを占有できたため、非常にスムーズなトレーニングを遂行することができ、90分間休み無く、実施しました。
プール練習を終え、着替えてローラートレを実施。
この地点は標高800mあり、天候も変わりやすく、今日のローラートレは厳しいかなと思っていましたが、なんと一時的に止んでくれました。
【天も味方】してくれているようです。
CL:90分(基本滑走+スピード)を消化しました。が、まもなくまた激しい雨。グットタイミングでの終了でした。
今日から施設の仲間入りということもあり、当部を代表してキャプテン畑中が挨拶。
しっかりとした口調で、今回の施設利用目的を含め、挨拶しておりました。
夕食後、18:30からミーティングを行い、この合宿の目的及びトレーニングメニューに関する事、施設利用に関する諸注意、登山ルートの確認などを連絡。また、『体力と技術』のことにも触れ、以下のように話しました。
【体力を向上させるには3ヶ月あれば十分である。しかし、仮に怪我や病気をした場合、1週間もしない間に元に戻ってしまう。つまり、積み上げることも短時間であれぱ、崩れるのは更に短時間で消失する。しかし、技術はなかなか身につけるまで時間がかかるが、一旦神経回路が開発し、一度身についてしまうと半永久的に体で覚えてしまうものだ。子供の頃に覚えた自転車乗りが、何年か振りに乗ってもすぐ対応できることと同じだ。『時間は有限、努力は無限』限られた時間の中で、いかに意識したものが練ることによって自動化できるかがカギである。】と。
明日の天気も期待できそうにありませんが、また【天が味方】してくれることを願いつつ、今日の感想を終了します。