本校OG『海外遠征』へ
昨日、久しぶりに石田正子から電話がありました。成田空港からかけて来たようで、これから海外遠征に出発してきます。今のところは順調です。との連絡でした。
少しは有名になってきたのかなと思っていますが、早速NHKTVで昨日10:00のと今日の05:30からの番組で遠征へ向けての豊富を語っている様子が映っていました。彼女達が活躍することでクロカン人気が出てくることを心から願う次第です。
さて、7日~25日までオーストリアで雪上及び陸上合宿に行くとのこと。冬季シーズンインまであと1ヶ月程に迫っていますので、オフトレの最終確認と雪上での良い感覚があれば、2月のバンクーバーオリンピックの舞台でクロカン競技初のメダリスト誕生も夢ではないと本気で思っています。
また、石田正子と夏見 円の特集がスポーツグラフィック『Number』10月発刊に出るそうです。是非とも購読をお願いします。
下記の写真は、本年2月の世界選手権で夏見・石田の旭大高出コンビを組んでチームスプリントCLで4位に入賞し、喜んでいるところです。もう少しでメダル獲得でしたが残念でした。今シーズンこそは、ガッチリと掴んで欲しいと願っています。
皆さん、応援のほど、よろしくお願いします。
秋の山菜『ラクヨウキノコ』
練習の帰り道、カラマツ林付近に停車する車が多数あり、ラクヨウキノコが取れているなという直感が当たりました。自宅から車で20分程度走ったところのカラマツ林の中を散策。今日は雨が降ったり止んだりする不規則な天候であったため、独特のヌメリのあるキノコですので、キラキラと光っており、林と雑草を潜り抜けながらでも見つけやすく、30分程で買物袋に2/3程が取れました。
下記の写真をご覧ください。カラマツ林内に生えるキノコのため、秋になると『葉が落ちる』ため、落葉(ラクヨウ)キノコと言っています。正式にはヌメリイグチと言います。キノコの中でも最もポピュラーで親しまれているヌメリのあるキノコです。(本州にも生息していますが、名称が違っていると思います。)
食し方ですが、ひだが網の目になっているため、虫がつくことも多く、食塩水にしばらくつけて虫を出した後、軽く湯がいてから調理します。
味噌汁の具材としても良し。生姜入の醤油漬も良し。大根おろしと和えても良しです。松林に生えるため、ほんのり香る松の味は格別です。
早速ですが、今日の夕飯のおかずに使います。このキノコが出だすと、本格的な秋が来たなと感じます。大自然の恵みに感謝しつつ、秋の味覚を楽しみたいと思います。
人類世界最速男
先月の世界陸上。何といっても注目は、男子100mでした。北京で世界新記録を出したボルド選手にゲイ・パウエル両選手がいかに巻き返しを図るかが注目の的でした。私も興味深々であり、深夜(朝方の放送)でしたので、一度就寝してから観戦していました。
勝ったのは、期待通りボルド選手。度肝を抜く記録で北京より0秒11速い9秒58でした。後で分析してみると、歩数は北京と同じ41歩で駆け抜け、1歩のストライドMAXが2m77cmだったそうです。歩数は同じでしたが、スタート反応時間の早さとピッチが増した関係で世界新記録を更新した訳です。
私が特に注目したのは彼の走っているフォームだけではなく、スタート前の緊張度やアップの仕方でした。普通あれだけ世界から注目を浴びているにも係らず、しかも世界最速を決める大舞台のスタート前にゆらゆらとアップし、くねくねと身体をゆするなどの動きをしていました。表情も柔らかく、決してこれから勝負する眼光鋭い視線とは程遠いものでした。
他の選手といえば、精神統一をはかり微動だに動かないで集中をしているにも係らず、ボルド選手だけがものすごいリラックスをしていました。そして、スタート。あのゆらゆらとした身体が一瞬に移動していきました。魚に例えると外敵がいないときは、ゆらゆらと泳いでいて、襲ってくる感があるときは、ピーンとものすごい速さで逃げるような感じで駆け抜けていったという感じでした。
もし、彼が高校生であったならば、日本の高校指導者達の90%は『何やってんだ!バカヤロー、この大事なときに集中できないのか。真面目にやれ!』と叱ったり注意をしたりするのではと思うほどゆるんでいたのが印象的でした。
大事な試合の時、誰でも大小の緊張感はありますが、身体が硬くなるのは普通で誰にでも出来ますが、心身共にリラックスすることほど難しいものはありません。ですが、今我がチームの取り組んでいる事は、ゆるんでいなければ100%パフォーマンスは発揮されません。ボルド選手が画面から教えてくれているように、そのカギは心にあり『心弱き者は硬直し、心強き者はリラックスできる。』と。そして、世界最速を手に入れたことを実証してくれました。
心の強化は練習時だけではなく、普段から『人よりもう一歩【我慢すること・粘ること・諦めない】』ことが大切であり、それら心の基盤があって始めて練り上げる工夫と努力を日々積み重ねることによって自信を身につけた者のみがリラックス(ゆるむ)できるのだと確信しています。
明後日から、大事な前期期末試験が始ります。脳も身体もリラックスして望めるような準備をしてください。期待しています。
PS 午前トレの帰り道、からまつ林があるのですがキノコ狩りに来ている模様でした。午後は試験も近いため、restとしました。久しぶりに私の空き時間が出来ましたので、これからキノコ狩りに出かけてきます。キノコがあるよと誰も言ってはくれませんが、他人の行動と直感で『必ずある。』と確信しています。採取できたら、また写真付きでアップさせていただきます。
それでは、行ってきます。
9月突入!
季節が経つのは早いもので、9月に入りました。夏休み明け後は気温も日中で25℃以下、朝晩は窓を開けると寒く、日暮れも日々早まり、紅葉がもうすぐそこに来る本格的な秋を感じる今日この頃となってきました。2ヶ月後には間違いなく雪上トレが開始できることを考えると、オフトレも終盤に差しかかっていると言えます。
昨シーズンが終了し、様々な想いを胸に4月から始動開始。新入部員5名加えた11名で新たなチーム組織となり、また新たな目標を目指し取り組んできました。子供達のつらった想い、喜んだ想いなどすべてをプラスに変えるために・・・最大のパートナーである高田先生にもご苦労をいただきながら、今現在に至っています。
すべての【仕込み】は完了し、いよいよ【味付け】の段階にきました。更に磨きをかけた本校独特の【味付け】ができるよう、オフトレの集大成となる時期を有意義にかつ冷静沈着に取り組んでいきたいと思います。
子供達は来週に控えた前期期末試験へ向けて、今週『試験勉強専念日』としてrestを多く入れていますが、試験後からは本格的な【味付け】に向けて始動します。
順調であるがゆえ、慎重にかつ大胆に突き進む秋を過ごしたいと思います。
OB・OG『雪煙会』懇親会
昨日、OBOG雪煙会(せつえんかい)による懇親会に参加してきました。年に1度、お盆前後に必ず開催しています。今年は、開催時期が遅かったためか、例年に比べ多少参加者が少なかったのですが積もる話で盛り上がり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
上は50代から下は30代と、過ごした高校時代は違えど、思いを一つにしてまっしぐらに頑張った事は皆一緒であり、先輩後輩に関係なく今になっても気持ちの共有感を持てることは素晴らしいことであります。また、それぞれの仕事で要職についていますが高校時代に培った精神が今もなお土台となっているそうです。
我らスキー部も毎年、この雪煙会からWAX費などの補助をいただいており、OB・OG皆様方の温かいお心遣いに心より感謝申し上げます。またこれからも相変わらぬ現役部員へのご支援とご協力をお願いします。
一次会での記念写真です。私の横に座っている黒ジャージを着た方ですが、当スキー部の前監督であり、部の創設者でもある井上国男先生です。現在は旭川大学スキー部の現役監督として頑張っています。
1次会で話は尽きず、全員2次会へ。ここから参加したOB・OGも数名おり、大変盛り上がりました。