秋田へ行って来ました。
本日24日午後に無事帰旭しました。19日に旭川を出発し、私はSAJチルドレン育成合宿のため、また当部員である石川謙太郎はSAJジュニア選手として秋田大会事務局から招待を受けての参加となったため、一緒に同行して行って来ました。
部員の皆には、この期間自主トレ形式のトレーニングとなってしまいましたが、今までの部全体が取り組んできたことに対する今後につながるものも、この大会に参加したことで感じ取ることができました。貴重な時間をいただき、ありがとうございました。
左写真は、JOCジュニア育成事業で講演会を開催した時の記念写真です。講師はシドニーオリンピック銀メダリストであるソフトボール主将を務めた松本氏(写真中央の椅子に座っている方)とその両側に今回一緒に聴講したバンクーバーオリンピックでの活躍が期待されるクロカン女子(夏見・石田・福田)3選手を囲んでの記念写真となりました。チルドレン選手も大喜びであり、クロカン初のチルドレン育成合宿となりましたが、非常に内容の濃いトレーニングやコンディショニングが出来、大盛況の合宿となりました。
次の3枚の写真は当部員の石川謙太郎が参加した大会写真です。提供はSWIX生越さんです。(いつもありがとうございます。)
さて、この大会は高速ローラーとノーマルローラーという走る前からある程度順位が決まってしまう不公平さの感じるレースとなりましたが、初日22日5kmFではノーマルで出場。結果は高校2位でしたが、トップ選手は高速タイヤ使用で1.4秒差とあり、遅いタイヤでもスピードに乗っていけていることを実感した。最後は勝てると思ったのか、ゴー ルで足を出したまでは良かったが、スキーが引っかかって転倒。(膝・尻・肘に擦り傷)
2日目は15kmFとロングレースとなり2,5kmコースを6周する設定であり前日の順位でスタート。1位・3位の選手ともに高速ローラーでの出場とあり、謙太郎も高速に切り替える。結果は2位、トップと17秒差であった。この日も2周目の白線でローラーが滑り、またしても転倒。(前日と同じ箇所を更に深く広い擦り傷)足が痺れる中、転倒で抜かされたものの体が反応し、自然と動けたという。ちなみにシニア選手も同コース及び距離のレースであったが、3位となった現ナショナルチーム選手である○○選手とも30秒差であったことを考えると、かなりスピードが上がる走法が獲得されてきていることを実感する。さらに、○○はあがるが○○は出ないと謙太郎。今、部全体が取り組んでいることは間違いないと確信できたレースとなった。
PS…私は合宿後半で○○が再発。謙太郎は深い擦り傷。お互い右足を引きづり、やっと帰旭。すぐに病院へ駆けつけ治療してもらいました。
夏季2次強化合宿終了
7日から始まった過酷な合宿も本日で無事終了しました。休養日もほとんど無い状態での期間でしたが、本当に頑張ったと思います。次々と出る課題克服に困惑しながらも、また30度を越す気温の中を、一日中野外で過ごすなどの活動もしました。お陰で肌が真っ黒に焼けました。これもこの夏を一生懸命に頑張った勲章だと思います。
15日の夕方からご苦労さん会の意味で焼肉パーティーをしました。ホルモン・ジンギスカン・焼き鳥などを食べ、最後に全員の集合写真を撮影。やり終えたという充実感あふれる表情をご覧ください。いい笑顔です。
この夏、ほとんど休養無し、またお盆休みも返上してのトレーニングを積ませていただきました。何かと家庭等での行事も多い中、保護者の皆様方には全面的なご協力をいただき感謝申し上げます。きっとこの冬は、子供達の大きな躍進と活躍で答えてくれるものと確信をしています。
夏季2次強化合宿
ブログ更新が途絶えていました。現在、夏季2次強化合宿中であり、7日~16日の10日間というロングな合宿で強化を図っています。今回は当部員11名と日本大学女子スキー部員10名との合同合宿となっています。
この合宿は、【仕込み】の期間と位置付けており、どんな材料をどれだけの分量で、そしてどのタンミングでというクロスカントリースキーに必要不可欠なものを仕込むかといった重要な合宿となっています。合宿も後半に入りましたが、各自の【仕込み】の状態も良好であり、冬季シーズンまでしっかりと熟成(練る)させ、絶妙でまろやかな(円滑)それぞれの味(成績)が出せることを目的として頑張っています。
その内容の一部写真をご覧ください。
8日午前のコンディショニングトレが始まる所です。場所は旭川大学のトレーニングセンターで床は人口芝です。
背中を向けて仁王立ちしている先生は、もう3年のお付き合いをさせていただいているトレーナーの高田先生。当チームを日となり陰となってバックアップをいただいています。(感謝感謝です。)
10日午前のプールトレ。場所は大雪青年の家の施設です。人数も多く写っていますが、当部員11名・日大女子10名と本校剣道部がプールエクササイズを教えて欲しいとの要望で13名が参加。総勢34名が指導を受けています。貸切状態でしたので、集中した良いトレーニングが出来ました。
同日午後トレは、登山を実施。ルートは、凌雲閣前⇒上ホロカメットク山⇒上富良野岳⇒十勝岳⇒望岳台です。
下界は毎日30度を越える暑さですが、ここまで上がると涼しく、快適なトレーニングとなりました。
写真は、上ホロカメットク山の頂から下界を撮影したところです。
左の写真は、十勝岳山頂から美瑛岳を写したものです。天気も良く、大雪山系がすべてが見えました。
十勝岳山頂から望岳台へ向けて下山をしているところです。
スタートからゴールまでの所要時間は、2時間30分~3時間のトレーニングとなりました。
残り3日間となりました。現在まで怪我人・病人もいなく、しっかりと強化が身体的・精神的にも成されており、順調です。最後まで気を抜くことなく頑張っていきましょう!
目に見えない根を!
更新の間が空いてしまいました。さて、スキー部は現在、1年中での唯一の充電期間として7/31~8/6まで各自自主トレ期間中です。道外の生徒も多くなり、お正月を含む冬期間は帰省できないため、精神的リラックス期間として設定しています。しかし、OFFと言っても自主トレーニングは計画表を提出してもらった上で実行していますが・・・【皆、計画表通り、頑張っていますか?】
先生はと言うと、現在教育大旭川校にて『教員免許更新講習』を受講しており、1日当たり90分講義を4コマ、各コマの休憩10分、昼休み40分で09:00~16:30まで缶詰状態で講習を受けています。生徒になった気分ですが、【知識は腐りません】ので、しっかり聴講しつつ、自ら判断して利用できるものは積極的姿勢で今後に活かせていければと思っています。
さて、暑い夏と言えど既に冬に備えた準備を着々と進めなければなりません。以前も掲載させていただきましたが、今回もストレートで心にグサッとくる相田みつお氏の言葉をお借りします。
『目に見えない根を』
わたしの住み家は道ばたの
アスファルトの小さな
割れ目の中 わたしは
人の足にばかりふまれている
栄養不良の名もない雑草です
名もない雑草ではあるけれど
人の足にふまれるたびに
涙こらえて歯をくいしばり
土の中ふかく根を張るんです
いつかくる春の日に
いのちいっぱいの
自分の花を咲かせるために
いまはただ
目にみえない
たくましい根を
育てているんです
みつお
そうです。今、目に見えない根を育てている時なのです。
事故・怪我・病気に注意し、7日から始まる厳しい合宿に向けて、ひと時のリラックスと充電をしつつ、また元気な顔で会いましょう!
【春の残雪トレで撮影…力強く生きるフキノトウに感動して】
夏季1次合宿【最終日】
7月30日(木)、いよいよ最終日の朝を迎えました。今日は朝から快晴。朝のさわやかタイムは初めて野外での実施となりました。
朝食後、部屋・トイレ・階段・玄関の清掃活動、荷物積込などを経て、8:45青年の家職員の点検作業後の08:55に宿舎出発。
最後の午前トレは登山。ルートは男子:宿舎前⇒望岳台⇒十勝岳⇒望岳台、女子:望岳台⇒十勝岳⇒望岳台です。全工程で2時間45分~3時間30分くらいの練習となりました。
左の写真は、十勝岳山頂に到着後、部員全体での集合写真です。本当は男子6名・女子5名の11名ですが、1年の石川謙太郎は長野県志賀高原での全日本Jr合宿参加で28日に下がり、同じ1年の藤本航希は、保護者の関係で29日の昨日、地元の山口県へ帰郷したことで、9名の集合写真となってしまいました。
無事、怪我も無く合宿終了。
次の合宿は、7日~17日までのロング合宿となりますので、体調を崩すことのないよう注意しつつ、自主トレ期間も各自の課題が一つでも多くクリアとなるような有意義な時間となることを期待しています。