心構え
稲刈りが始まる時期となり、刈り取った茎の香りがプンプンとする晩秋を感じる今日この頃となってきました。道内で猛威を振るっていた新型インフルエンザも誰のことかと思いきや、本校にもとうとうやってきました。学校閉鎖にはならずも学級閉鎖となるなど油断を許さない状況となっています。
さて、先日ある部活動に所属する生徒が就職先の受験条件として、『高校生活の思い出』の作文を原稿用紙3枚を提出してくださいとのこと。確認しい欲しいとのことで進路指導部長をしていることもあり、その文章を読んだ時のことでした。『辛く苦しい3年間でしたが、耐えて頑張ってきました』との一文。
何を目標に入学し、何を目的に頑張ってきたのか?言われた事だけを忠実に実行し耐えてきたとしか思えない言葉であります。ということは、就職先でも言われた仕事を我慢して耐えて頑張るとしか出来ないということ。期待していることとは程遠いことになってしまいます。
この事は、怪我にしても同様です。『自分は我慢して頑張っています。』というのですが、自己満足の世界であり、決して強化には繋がっていません。
心構えとは、心身共に健康体であり、強くなりたいという好奇心で自らの心身を本気で磨くことにしか『自分を越える』ことは出来ません。したがって、無理をしても強化には繋がらないということを今一度確認して欲しいと思います。
昔のアニメ『あしたのジョー』の歌のフレーズに【足をくじけば膝で這い、指をくじけば肘で這い・・・涙の数だけたくましく傷ついてしなやかに・・・】ではないですが、本気の心構えという自らの強いエネルギーが必要です。
他人に勝つこととは容易いことであります。自分を越えるということは一番難しいということを、あえてブログのテーマ『自分未踏』としています。
どんな想いを胸に今いるのか?を再度確認すると共に、冬間近に迎える心構えというエネルギーを絶やさずにつなげる努力と継続を期待しています。
道産マツタケありました。
子供達を凌雲閣前で出発させた後、時間があるので、付近の山に行きキノコ狩りをしてきました。目的は、マツタケです。付近に取りに来ている車も止まっていなかったので、時期的に生えていないなと思ったのですが、何とたくさんありました。左の写真ですが、マツタケの生えているところを写しました。
ちなみに、生徒達の動向は無線機を持たせており、交信できる場所ですので、採取しながらも、動向は確認していましたのでご心配なく・・・
収穫したマツタケです。大小合わせて何と45本あり、過去最高の収穫量となりました。
本当に香りが良いです。早速、昨日はこのマツタケを食材にしてマツタケご飯をしました。
今日から高田先生も来るので、いつもの居酒屋さんにお願いして、マツタケ料理を出してもらおうと思います。北海道の秋を感じてもらえれば最高です。
シルバーウィーク3日目
昨日は、十勝岳を縦走しました。右の高い山頂の富良野岳に登り、そのから左の一番高いぽこっと尖った十勝岳解りますか?そのルートの縦走を行いました。約3時間30分の行程でした。出発地では、水溜りに氷が張るという氷点下の気温で出発。もう冬はそこです。冷え込んだなぁと思えば初霜が降りたそうで、平年よりも16日、昨年よりも25日早い霜だったそうです。(自宅前より撮影)
中央に薄く写っているポコッと突き出ている山が十勝岳山頂です。
山道を走って下る女子です。凌雲閣前を出発し、上ホロカメットク山⇒上富良野岳⇒十勝岳⇒望岳台のルートで2時間30分の行程でした。男子は、凌雲閣⇒富良野岳⇒上ホロカメットク山⇒上富良野岳⇒望岳台で3時間00~30分で到着。
寒かったですが、天気も良く、快適な登山トレでした。
登山出発前、凌雲閣付近での紅葉です。今年は特に赤色が映えているそうですが、花が咲いたようにきれいな彩りとなっていました。
シルバーウィーク突入
シルバーウィーク突入から2日目の昨日、21世紀の森にて、ローラーFでの集団走を実施。ショートスピードを入れながらのトレーニングを行いました。落ち葉が道路を覆うような本格的な秋が近づいている今日この頃です。写真に写っている広葉樹の葉が落ちて裸になる頃、初冬が訪れます。
昼食は各自弁当を用意していましたが、キノコ汁を差し入れしました。このキノコの提供者は、この場所の管理人でお世話になっている鈴木さんです。黒く見えるキノコはナラタケ(通称:ボリボリ)といってダシの良く出るキノコです。その他、私が採取したラクヨウキノコ、近所にある有名な武田豆腐屋さんの豆腐とアゲ、大根・ゴボウ・ニンジンといった根の野菜もたくさん入れた味噌汁を食べました。
体内にエネルギーを貯めて休養した後、同じ場所の林内で坂道ダッシュを実施。かなりハードメニューでしたが、写真の通り頑張っています。
上記写真の坂道ダッシュと同時にFでのジャンピングも実施しました。交互に行いながらのトレーニングを行いました。
旭岳に初冠雪
とうとう旭岳に初冠雪がやって来ました。昨年よりも2週間早い到来だそうです。昨年の初雪上トレは、9月 30日。私自身、過去に経験がないほど早い雪上トレ(1日で消えてしましいましたが・・・)でしたので、もしかすると、もっと早く乗れるかもと期待が膨らむ今日この頃です。
前期期末試験も昨日で終了(結果が気になるところですが・・・)し、いよいよ本格的に量から質を高めるトレーニングへと移行していきます。
冬季シーズンへ向けての最終準備段階となり、今日は、ローラーCLでのスピードトレを実施。
今回は、道外から強くなりたい一心で入学した3名をクローズアップします。
左は2年の松田百花(青森県出身)です。昨年全国リレーで準優勝したメンバーで1走を務めました。今年こそはと想いに込め、直向きに頑張っています。
次は、1年の鈴木貴弘(山形県出身)です。
中学2年では全国中大会には出場出来なかったものの、3年次いきなり県中大会で優勝。Jrオリンピックで3位に入賞するなど赤丸急上昇の生徒です。ガッツあふれる走りをしており、期待しています。
次は1年の藤本航希(山口県出身)です。
スキー環境の少ない県から求めてきた生徒。伸びしろが多くあり、日々グングン成長しています。
以上3名は下宿生活をしながら、自分自身で日常生活を律し、甘えることのない生活を過ごしています。この経験は必ず誰しもが通過する道ではありますが、早く経験をしている者から学ぶべきことも多くあるはずです。この事は先輩後輩に関係なく、『強く生きていく道程』として・・・。
こういったいろいろな経験を踏みつつ、想いは『競技も人間も強くなる』と集まった11名です。シーズンインも間近、ふんどしを新たに引き締め、戦う集団としての絆を深めていって欲しいと思います。