村形美香さん、全国弁論大会第2位 快挙です!
去る11月23日、福岡県で開催された第58回文部科学大臣杯全国青年弁論大会において本校弁論部3年の村形美香さんが堂々の全国2位に輝きました。全国各地で勝ち抜き推薦された者たち25名によるハイレベルの大会でした。
演題は「裏切りたい!」で、わが国のテレビ放映開始から60年たった今、テレビに魅力を感じなくなっている、なくても困らない、それはなぜか?
みずからの体験を題材に、制作者側の視聴者受けをねらった「工夫」と呼ばれるむき出しの作為、いわゆる“やらせ”が、テレビが真実を伝えるものという役割を裏切っており、それがつまらないものにしているというストレート真っ向勝負です。
同時に、将来、TV製作の現場で、工夫なしでも視聴者の心をつかめる真実、あるいは事実を重視した番組づくりに取り組みたい。そして“テレビに見切りをつけた人たちを「裏切りたい」これぞTVという面白さを伝えたい”という内容です。
村形さんとの一問一答です
Q 全国舞台で弁論した感想は?
A 舞台に上がるまでは緊張していましたが、しゃべり出したらあまり緊張はしませんでした。
北海道予選の方が緊張しました。
Q どのくらい練習しましたか?
A 数え切れないくらい練習を重ねました。
Q 審査員の得点表で優勝した生徒は82.8、村形さんは82.3の僅差でした。この全国第2位という結果と
出来具合はどうでしたか。?
A 旭川支部大会、全道大会までは完成には至らなかったですが、舞台を重ねるごとに精度が上がって、
全国大会の本番がピークだったように思います。
Q 弁論の楽しさは?
A 出来るだけ実体験したことなどを題材に話していきたい。この人の話は、人とちょっと違って興味深い
と言ってくれるなど、聞いてくれる人の反応が楽しみです。
Q 弁論は高校時代でおわりですか?
A 今回、大学・社会人の部も聞くことが出来、さらに挑戦してみたいという気持ちになりました。
弁論には独特の話し方や声の質、間の取り方などいろいろ技術的な要素も加味されると想像します。そのような中で村形さんは、指導してくれる先生との原稿内容でのぶつかり合いや「私は我を通してしまったんですよ」などと話す姿に、高校3年生としての価値観で物事を見る習慣が出来ている。そして独自の感性で表現する方法も持っている大変素晴らしい生徒の一人であると感心しました。
準優勝おめでとう!
女子バレーボール部 全道選抜大会 ベスト8
全国大会出場2枠を目指しての全日本バレーボール高等学校選手権大会北海道代表決定戦が11月19日から札幌市で開催されました。全道各地の予選を勝ち抜いた57チームによる戦いでした。
本校は初戦が函館大妻高等学校、2回戦は帯広大谷高等学校、3回戦は札幌国際情報高等学校をストレートで破り準々決勝に進出しました。相手は優勝候補の一角である札幌大谷高等学校です。善戦しましたが札大谷に敗退し全道ベスト8です。
しかし、この強豪ひしめく中を勝ち上がることは並大抵のことではなく生徒たちの頑張りは見事なものです。応援に駆けつけてくれた保護者の方が撮影した写真を見せて頂きましたが、どのスナップを見ても本校生徒たちの笑顔が印象的でした。
バレーボールはチームプレーの最たるものでチーム力がものを言います。奥村杏春キャプテンを中心によくまとまり最後まで頑張ってくれました、アッパレです。
新チームになっても、練習はおのれに厳しく仲間たちと切磋琢磨することでより技術が向上するでしょう。同時に、チームワークの神髄は「好きな競技であるバレーボールをみんなで仲良く楽しくやろう! 一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」です。3年生の皆さんご苦労さん、1・2年生の皆さん期待しています。
健闘! 男子バスケットボール部 全道選抜大会 準優勝
全国大会出場1枠を目指してのバスケットボール全国高等学校選抜優勝大会道予選が11月7日から北見市で開催されました。
2回戦から登場した本校は強豪ひしめく中で北見柏陽、旭川工業を破り、準決勝では駒大苫小牧に勝利し決勝進出。
11月10日(日)の朝、何としてでも生徒たちに声援を送らねばと思い、強風荒れ模様のなか、道立北見体育センターへ駆けつけました。たくさんの保護者の皆様方とともに応援しましたが、道内屈指の強豪校東海大四の前に力尽きました。
しかし、よくぞ決勝まで駒を進めてくれたことに心から拍手です。キャプテン川井一歩君(特進コース在籍)を中心に、21名の部員たちが一丸となった全力プレーでした。個人では林翔太郎君の活躍が敢闘賞に選ばれたことも大変名誉なことです。
新チームになっても、心・技・体を磨き新たな目標にチャレンジしてくれることに期待します。
国体少年女子の部第5位 剣道部 岡崎みずほさん !
去る9月30日、第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)に剣道部主将3年岡崎みずほさんが北海道少年女子の部、副将として出場し道内剣道部強豪校の仲間とともに道代表として活躍してくれました。
剣道歴は小学校時代からはじまり、旭大高では顧問の指導の下で先輩や後輩の仲間たちとともに頑張り続けて本当に良かった。苦しかったこともたくさんあったが、剣道を通して礼儀作法などさまざまなことを学ぶことが出来たと語ってくれました。
大会当日は旭大高の先輩たちも応援に駆け付けてくれて嬉しかったこと、卒業後は大学で新たな学びと剣道を続けていきたいと抱負を述べてくれました。
今回の岡崎さんの頑張りは、後輩たちにも励みになったことでしょう。
80歳! 三浦雄一郎さんのエベレスト登頂記念講演会
去る9月25日(水)、クラーク記念国際高等学校主催による校長三浦雄一郎エベレスト登頂記念公開講演会を聞く機会に恵まれました。
地上で最も高い8,848mのエベレストに70歳(2003年)、75歳(2008年)と過去2度の登頂成功。そして、この度の80歳にして3度目の登頂成功の体験談でした。 「史上最高齢の登頂記録」として歴史にその名を刻みました。
1世紀程前にはじまった人類の南極点・北極点・エベレストへの挑戦など冒険家たちの歴史をひもとく話からはじまりました。頂上を目指すには過酷な条件が待っており「死力を尽して登る」と言う言葉が印象的でした。
8,000mを超える山頂付近は酸素が地上の3分の1しかなく、何も準備しなければ、5分以上いたら人間は命を落とす世界であり、そのため酸素ボンベ、酸素マスクを常に携帯し相当な重量を背負うようです。
会場から「登る時は頂上を見ながら登るのですか?」という質問には、「もちろん頂上を見ることもあるが、一歩一歩足もとを確かめながら登ります」「夢には人間をかりたてる何かがある、今自分が出来ることをコツコツとやることが大事である」と語るなど、感動の講演会でした。何らかの機会で本校生徒にも伝えていきたいと思います。
クラーク国際高校の生徒、教職員の皆さんの笑顔で親切な対応に感謝します。ありがとうございました。