うれしい報告です
6月13日から16日まで、旭川市花咲陸上競技場で行われた高体連陸上全道大会で、
本校3年の小野寺将太君が400㍍ハードルで1位、2年の野辺地敏希君がやり投げで1位に輝きました。
また、岩見沢で開催された高体連剣道全道大会女子個人戦で、本校3年の照井杜稀矛さんが見事に優勝し、
優勝旗を持ち帰りました。
3人の感想とこれからの抱負です。
小野寺君「今回、自己新記録を出せたので、インターハイでも自己新記録、北海道高校記録を塗り替えて、優勝できるように頑張ります。」
野辺地君「今回は自己ベストを更新できたので、全国大会でも記録を伸ばして勝ち上がれるように頑張ります。」
照井さん「応援ありがとうございました。仙台で行われる全国大会では、自分の良いところをしっかり出せるよう、日々精進していきます。」
全国大会での皆さんの活躍を大いに期待するとともに、応援のほどどうぞよろしくお願いします。
堀 吉光(きっこう)先生来校
本校のOBであり、著名な書家である堀吉光先生が11月21日(土)に来校されました。先生は本校を1972年(昭和44年)3月に卒業し、現在全日本書道連盟の理事をされながら、東京を中心に創作活動を続けられています。
本校卒業後、約40年ぶりに来旭、来校され、卒業当時から変わっていない校舎をぐるっと懐かしそうにご覧になられました。
今回、本校にご自身の作品を寄贈いただきました。「辰」という字ですが、和紙ではない凹凸のある紙の上に、筆と墨ではなく、段ボールにネオカラーを用いて大胆かつ繊細に描かれた芸術作品です。
先生は、「伝統書は伝えていくことを大切にしますが、前衛書は人の真似はするな、過去の自分の真似もするな。」の基本的な考え方が大切であるとおっしゃっています。書とアートの複雑な世界を垣間見ることのできた貴重な時間でした。
堀先輩のすばらしい作品を本校ホームページで紹介し、校舎の廊下に飾らせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
快挙! 卒業生の山部さん日本チャンピオン
さる4月20日横浜市で開催された「皇后杯全日本女子柔道選手権大会」で本校卒業生の山部佳苗(本校体育コース卒→山梨学院大学→ミキハウス)さんが2年ぶりの頂点に立ち優勝報告に来てくれました。
女子柔道の無差別級日本一を決める大会で、柔道家にはオリンピック、世界選手権と共に柔道三冠の一つとされている名誉ある大会です。
今年は、決勝まで5戦すべて1本勝ちの見事な戦いで、念願の世界選手権代表(8月、ロシアのチェラビンスクで開催される)に選ばれました。
私は山部さんに会うたびに感じることは、厳しい練習環境や試合をこなしているにもかかわらず、いつもニコニコとした優しい笑顔で色々な話を楽しく聞かせてくれます。優れたスポーツ選手は人間としても着実に成長を続けていることを実感させてくれる一人です。また、お世話になった旭大の岩崎先生、本校の顧問村瀬先生、3年間HR担任だった端場先生への感謝の気持ちも忘れていないそうです。 是非、今年の世界選手権での活躍と高校時代からの夢と目標だった2016年のブラジル・リオデジャネイロ・オリンピック出場を勝ち取ってほしいと願っています。今回の皇后杯優勝を記念した色紙には「我慢」という言葉が書かれています。次回帰旭した時は、祝勝会をする約束をするなど楽しいひと時でした。
春休み中に海外交流研修に参加した2人の感想
塩月 悠愛(3年2組)さん
3月27日~31日4泊5日の日程で、ロータリークラブ主催インターアクト部の海外交流事業に本校から新3年生の塩月悠愛さんが参加しました。
責任者はRI2500地区インターアクト委員長(旭川東北ロータリークラブ)の竹内遵さんで、本校のインターアクト部顧問中川 恵先生も道北、道東の高校生8人を引率してタイ王国、カンチャナブリーに出向きました。
塩月さんは、はじめての海外旅行でタイの感想は気温が40度近くでじめじめとした暑さ、金ピカの豪華な建物が多く、食事も辛いものばかりが多くなかなか口に合わなかったが、それでも魚(タイで鯛を食べる)の素揚げは美味しかったとのこと。
高校生との交流会では、やさしく積極的に歓迎してくれたことが強く印象に残っており、日本の闘鶏にあたるようなニワトリを模した伝統舞踊も見せて頂きとても面白かったようです。
この研修で感じたことは、不安感からあまり積極的に話すことが出来なかったこと、聞かれたことも、ほとんどがイエス、ノーしか答えなかったこと。人に話しかけるのが苦手な面が出てしまったことなど反省点も含め楽しそうに語ってくれました。そして、この研修で学んだこと感じたことを生かして、もっと積極的にならなくてはと強く感じたこと。また、中国や韓国にも行ってみたいという意欲を示していました。
今回の旅では、アカデミー賞作品賞受賞作品「戦場にかける橋」の舞台となったクウェー川鉄橋も訪れたようです。ミッチーミラー合唱団の「クワイ河マーチ」が聞こえてきそうです。塩月さんの高校生活残り1年、大きく飛躍しそうな予感がしました。
岡 琴絵(2年2組)さん
3月25日~3月29日4泊5日の日程で、「平成25年度旭川市・水原(スウォン)市青少年交流事業」の一員として、旭川市内の高校生10名とともに韓国に訪問。
はじめての海外旅行で、水原市の観光、ソウル市では明洞などを巡り、高層マンションの多さや道幅の広さ、毎日キムチなど辛い食べ物が多かったことなど楽しい思い出が出来たようです。文化の違いでは、お正月など年中行事では民族衣装のチマチョゴリ、パジチョゴリを着ることや高校生の登校時間が日本より早く7時30分頃に着かなければならないこと。また、水原工業高校への学校訪問では女子が少ない中で女子生徒が生徒会長さんだったことが強く印象に残ったようです。
水原市の高校生は日本語を話せる人も多く会話にはあまり困らなかったこと。ホームステー先では、大変親切にしてくれたこと。なかでもお父さんが英語を使ってくれて1番深く関わってくれましたが、お母さんや妹さんとは言葉が伝わらず困ってしまい悔しい思いをしたようです。
岡さんは、この交流事業で感じたことは、まずは言葉の壁を克服するため韓国語をマスターしたいこと。新聞、テレビの報道で日韓関係の悪化が伝えられるが、実際訪問してみるとそんな雰囲気がまったく感じられなく、これからも国際交流に関わっていきたいという抱負を語ってくれました。貴重な経験でしたね。
イーストハンプトン高校(米、ニューヨーク)への短期留学
さる3月12日(水)旭川空港からアメリカ合衆国ニューヨークにあるイーストハンプトン高校へ交換留学生として旅立ちました。
今回参加した生徒は、2年生の宮田充君、中島脩太郎君、張東王韋君、浅沼百花さん、川田紬さん、阿部稚宥さん、1年生の松崎朱音さんの7名です。引率は平井麻貴教諭でアメリカ滞在経験の豊富な先生で生徒たちにとっては頼りになる存在です。
語学(英語力)の力を伸ばしたいなど、それぞれが短期留学で身につけたいと考えている課題を胸にご家族の見送りを受けて元気良く出発しました。クラスの仲間も出発に立ち会いそれぞれがお互い頑張ろうとして語り合っていました。
帰国は4月7日(月)の予定で1ヵ月弱の短期留学です。アメリカ西海岸でのオプショナル・ツアーやホストファミリーとの心温まる交流、イーストハンプトン高校での授業参加など盛りだくさんのメニューがあります。是非、異文化理解を通して大きく成長してくれることを祈っています。
旭川空港での出発風景の写真は担任中川恵教諭が撮影したものです。また、彼らから送られた写真も掲載しておきます。