夏季1次合宿終了
先月27日から昨日3日までの8日間に渡る合宿が終了しました。今回のテーマは『エネルギー』、辞書でエネルギーを調べると【物理学を中心に自然科学全般で取り扱われる物理量であり、ある系が潜在的に持っている外部に対して行うことができる仕事量のこと。】と非常に難しく書かれていましたが、平たくいうと物体の仕事量をいかに大きく出力するかが、今回の大きな目標であり、それに向けた取り組みをみっちりと仕込むことができました。
この間、総指揮をしていただいた高田先生、そして福島先生、本当にお世話になりました。1ヶ月後にまたお会いするまでの間、しっかり練り上げておきます。
また、今合宿参加の日大女子、そして当部員達、本当にご苦労様でした。皆、真剣そのものであり、日に日に目に見えて良くなっていったという実感と充実感が我らコーチ陣も感じております。
まだまだ暑い日が続きます。現段階までは非常に【視界良好】ですので、体調管理には十分に気をつけつつ、目標に向かって力強くトレーニングに励んでください。
海水浴
24日より夏休みに突入しました。休養も練習の一環として考えると、年中無休のクラブとなります。これから始まる厳しいトレーニングを前に、鋭気を養うため1泊2日で海水浴に行ってきました。組織の一体感やコミュニケーションを深めることもチームとしては非常に大切でもあり、監督をする私としても良かったと感じています。
今日から8月3日まで高田先生と日大女子も合流しての虎の穴トレーニングに入ります。皆しっかりと頑張っていきましょう。
それでは、海水浴で大いに楽しんだ写真をご覧ください。
『勝つ』と『負けない』
3連休の昨日は、4月から依頼のあった近代五種・バイアスロン連合の公認コーチ養成講習の講師として、競技の物理学と題してのテーマを与えられており、宇宙の原理原則・人類の起源・運動力学などを通して、スキー競技と結びつけ、大自然との調和を計る中で、いかにパフォーマンスを向上させることが出来るのかを2時間講義して来ました。お陰様でいろいろと質問などもあり、有意義な講義となりました。
今日は、リラックスをテーマに午前ローラCL、午後ポールウォーク&ジャンピングを実施しました。いかにリラックスしたしなやかな動きが出来るかの課題で進みましたが、比較的良い感覚であったと評価しています。『勝つ』という意識がつよければ身体も硬直し、心も緊張で強張りますが、『負けない』という意識は自ら築き上げた自信が裏付けとなり最大限のパフォーマンスが引き出され、リラックスしたしなやかな動きが可能になるなと改めて感じました。勝負では平常心が大切だとよく耳にしますが、常日頃からの心身がどの程度の出来栄えであるかにかかっています。『負けない』平常心をいつ何時も出せる心構えと体構えが大切です。
どんな時もどんな逆境や逆風が吹こうとも決して己を見失しなわない『負けない』選手=人格を目指し、また明日から自分にとっての最高となる練習をしっかり練り上げていきましょう!
ローラー&プールトレ
今日のトレーニングの午前中は、ローラー(CL)での登りインターバルトレ(1km×男10本・女7本)を実施。乳酸溜まっていないか?テンポは最後まで衰えないか?フォームは崩れないか?などの確認をするための目的で行いましたが、Goodでした。更にハイスピードに乗るためのトレーニングと運動エネルギー効率を上げるための動作を獲得するためのトレーニングを練り上げていきたいと思います。
午後は、2週間前から開始したプールトレを行いました。身体可動域を出すためのコンディショニングと基礎的な泳ぎ方などは積んできたため、今日は身体を止めないで長く泳ぐことを目的として実施しました。雪の上を滑ることは、比較的うまいのですが水の上を滑らすことがヘタな部員達が多いため、泳げる者は2km、泳げない者は1kmの距離設定で実施。特に泳げない者は息継ぎもヘタなため、辛くなったら早歩きでも可能という条件を提示して行いました。
この写真がそれです。立って歩いている部員は、辛くなっている者です。
うまくなるための秘訣とは…辛くなってからの自分にもう少しのリスクを自分で課すことから始まると思っています。そこには、挑戦的な思考と行動から生まれるものです。辛くなってからの【もう少し】が効率的な動作を感覚的に学習し、【これだ】と気付く。そんな繰り返しが【コツ】を掴む唯一の方法だと思っています。そして、そのもう少しが自分に課すリスク=チャレンジであり、スポーツでの本当のENJOYであると感じています。
【自分未踏】とは、そのENJOYの連続性の上に立つものであると確信しつつ、暑い日々が続く中ですが、また明日も自分に対するENJOYが出来るよう、皆な頑張っていきましょう!
下宿生活パート2
下宿生活パート2は、2年生の鈴木貴弘(山形県出身)と藤本航希(山口県出身)の2名を紹介します。
この4月より、1年間お世話になった下宿を引越し、学校近くにある下宿に移動しました。いろいろと子供達想いの下宿で本当に2人を温かく見守り、生活させていただいておりますことに対し、感謝申し上げます。
【鈴木貴弘コメント】
下宿のおじさんとおばさんは、心優しく家族のように接してくれます。おばさんは手料理が上手で美味しいです。いつも、ありがとうございます。
【藤本航希コメント】
下宿のおじさんとおばさんは、とても親切で、御飯も僕達が帰ってきてから用意してくれるので、いつも温かい食事を食べることができます。また、お風呂や洗濯なども僕達を最優先的にされてくれています。本当にいつもありがとうございます。
以上 2人共に何かとお世話になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。(監督)