シーズン終了
昨日、今シーズン最後の雪上トレーニングとしました。気温の上昇に伴って日に日に雪道が寸断されてきており、来週になると、もうスノーモービルも入れない状況と判断しました。
昨年と比較しても1週間以上の雪上トレが出来たと満足しています。
今年から当部もヘルメット着用を義務化としました。
2年前、アメリカのバイアスロン若手選手がローラートレで死亡したという痛ましい事故もあり、万全を期していかなければという思いと昨年秋の全日本強化会議で、ヘルメット着用を全日本ナショナルチームから推奨していかなければ、末端である各所属チームも着用していかないであろうという思いから着用させることにしました。
これから、スキー感覚とローラー感覚の相違を各自が感じ取りながら、より高いレベルに向かうために、10月下旬までの約4ヶ月間となるローラートレをうまくこなし、次シーズンにつなげて欲しいと願う日となりました。
加速する雪解け
今日、前期中間試験が終了し、旭岳へ雪上トレーニングに出かけてきました。先週まで充分に滑走できた温泉街のコースでしたが、到着してビックリ!
左写真のように、完全に雪が解けて滑走不可能な状態となっておりました。
この2日間ほど旭川市内でも30度近い気温が続き、旭岳も25度を越す気温の高さとなっていたようで、まだまだ滑走出来ると感じていましたが、改めて大自然のすごさに脱帽です。
温泉街から1kmほど登った場所にあるコースに移動し、トレーニング開始。下のコースにあったスノーモービルとコースカッターなども上に移し、コース整備を行いながらの練習となりました。
ご覧の通り、コース幅も狭くなり、充分な環境とは言えませんが、大自然に文句は言えません。限られた積雪の中で、次シーズンへ向けた土台作りを何度も確認しながらの2時間がアッという間に経過しました。
部員の一人に、もう今年のシーズンを終了しても良いか?と聞くと、もう少し確認しておきたいことがありますので、もう少しの滑走時間が欲しいとのことでした。
旭大高スキー部のシーズン終了は、もう少し先になりそうですが、来シーズンスタートが10月下旬と計算すると、あと4ヶ月後には新雪での滑走トレーニングが始まります。
長いシーズンとなっていますが、誰もいない旭岳の山中で、黙々と努力する部員達。必ず来シーズンも旭大高旋風が巻き起こせるような予感大と感じた今日となりました。
当番校業務
6月1日~3日まで旭川支部卓球当番校業務を行っています。本校には、卓球部が存在していないのですが、輪番制で今年度本校が当番校となっておりました。
2日の昨日は、当部員3年生5名がお手伝い。大会の裏方業務を体験しました。冬期間は、いろいろな大会に出場していますが、その裏には多くの関係者の努力があって成立しております。
今回の経験で、いろいろと勉強してくれたかな?と感じています。表があれば、必ず裏があり、そういった影の部分を体験したことによって、また一回り成長してくれたかなと感じています。
朝08:00から夕方5:30までの当番校業務、大変ご苦労様でした。
昨シーズンの反省と来シーズン目標【その5】
今回で最後になるこのシリーズの最後は、3年藤本航希です。
昨年、目標とする全国インターハイ出場は果たせなかったものの、着実な成長を遂げています。ただ、運動技術を知ればうまくなる=速くなるという感覚も多く、まだまだ勝負できるだけの運動技能を身に付けきれなかったことが原因であったと感じています。山口県からスキー環境を求めてきた生徒であり、ラストシーズンの年となりますので、今年こそ結果の出す年としての頑張りに期待しています。
それでは、本人談です。
【昨年反省と今年の目標】
昨年は、速く走るという意識より、上手に走るという意識を持って走っていたので、成績に結びつけることが出来ませんでした。
今年は、どうすれば速く走れるのか?どうすれば、スキーが滑ってくれるのか?滑走フォームや形だけに捕らわれない自分の内側を改善していきます。
最後の年となる高校スキー。全国インターハイ出場を大きな目標とし、全道大会入賞や各大会での入賞を目指して頑張ります。
昨シーズンの反省と来シーズン目標【その4】
先週の土・日に雪上トレのため、旭岳へ行きましたが、下のコースでまだ1m以上の積雪があり、去年は5月下旬で雪上トレを終了したことを考えると、まだまだ6月の中旬ぐらいまでは滑走可能かと感じています。片道約45分で行けることは、この環境に感謝と言わざるを得ません。来シーズン目指そうとする課題に、部員達もかなり良いイメージで出来るようになってきています。
さて、今回は3年の内田伸明です。昨年は、思うような結果になかなか結びつくことが出来ませんでしたが、全道高校リレー優勝に1走として起用され、見事トップで繋ぐ頑張りを見せ、優勝に貢献してくれました。また、シーズン最後となったJrオリンピック大会では、20位という結果を残し、次シーズンにつながるきっかけを掴んだようです。
それでは、本人の談です。
【昨シーズンの反省と来シーズンに向けて】
昨シーズンは、自分の目標とするインターハイ出場をすることが出来ませんでした。反省としては、練習では出来ていてもレースになると緊張と不安感から身体がガチガチになってしまい、思うような走りが出来ませんでした。また、身体でしっかりと理解する練り上げが不十分だったと痛感しています。頭では理解できていても感覚的に覚えていなかったため、いざレースになってくるとフォームも崩れてバテてしまったレースがほとんどでした。
来シーズンは、しっかりと身体に練り上げていくことを課題に取り組んでいきます。そして、昨シーズンからの目標であるインターハイ出場を必ず達成して上位に入れるよう、ラストシーズンを精一杯頑張ります。