平成27年度卒業式+第50期生追い出し稽古・送る会
今年も寂しい季節がやってきてしまいました。
2月27日土曜日に本校で恒例の卒部式を兼ねた追い出し稽古が行われました。
まずは送別試合ですが、卒業生の指名で今年は2試合行いました。
勝ち負けはつきますが、卒業生の維持を見せてくれた内容で、非常に面白い試合が続きました。
それからは、2分ずつではありますが、全員との地稽古を行いました。
顧問を含めると20名ですので、卒業生はきつかったと思います。
毎年思いますが、3年間の積み重ねは本当に凄いと感じさせてくれる稽古になります。
やはり剣道では稽古が大切で、地力がついている卒業生とは稽古をしていても楽しかったです。
そして、追い出し稽古の締めはスライドでの掛かり稽古です。
毎年、在校生が卒業生を鍛えるのですが、今年は卒業生が在校生を鍛えていました!笑
心身共に疲れ切った追い出し稽古だと思いますが、全員見事に乗り切りました。
在校生として最後の集合写真を撮りました。充実した表情に見えます。
そして、場所をかえての送る会を行いました。
いつもながら、OBG会や剣道部後援会の方々、保護者の皆さんにも集まっていただき、盛大に行いました。在校生主導で、笑いあり・涙ありの送る会になりました。振り返るとたくさんのことがありすぎて、すべてを語り尽くすことはできなかったので、これからも顔を出してくれよと話して、送る会は終了しました。
在校生から比べると人数も少ない中、途中ではケンカもしたのではないかと思いますが、最後は仲良く卒業していきました。進路は刑務官・仙台大学・北海道医療大学・旭川大学短期大学部・大阪体育大学・札幌スポーツ&メディカル専門学校と別々の道に進みますが、それぞれの道での活躍を期待しています。
50期生卒業おめでとう!これからもよろしくお願いします!
第36回白鵬旗争奪高等学校剣道大会
1月30日に錬成会、31日に大会が北見市で開催されました。
男子は5人制・女子は3人制での勝ち抜き戦です。
<男子>55チーム参加
○Aチーム優勝
2回戦-双葉Bに5人残し勝
3回戦-北見柏陽に5人残し勝
準々決勝-札幌第一に大将戦勝
準決勝-恵庭南Aに大将戦勝
決勝-苫小牧工に大将戦勝
○Bチーム2回戦敗退
1回戦-尚志学園に5人残し勝
2回戦-北海道栄Aに4人残し負
<女子>44チーム参加
○Aチーム2位
2回戦-恵庭南に3人残し勝
3回戦-札幌第一に2人残し勝
準々決勝-札幌日大Cに2人残し勝
準決勝-北海道栄Aに大将戦勝
決勝-札幌日大Aに大将戦負
○Bチーム3回戦敗退
2回戦-札幌丘珠Aに大将戦勝
3回戦-北見柏陽に大将戦負
○Cチーム1回戦敗退
1回戦-北海道栄Cに大将戦負
以上の結果になりました。
男子は平成12年以来2回目の優勝、女子も初めての決勝進出と良い結果を残せました。
今回は勝ち抜き戦のため、男女とも大将は結果を残し始めてきているので、副主将の2人に奮起を期待したくて、先鋒で起用しました。後藤有輝・菊地由利香とも良く頑張り、勝ち抜きの多い選手に与えられる優秀選手賞を受賞してくれました。チーム内の競争を激しくしてくれる期待が持てました。
一方で新人戦での反省を活かしきれない選手もいたため、これを何とかしていかなければなりません。まずは意識を高くしようと話し、本当に意識が高くなってくれば、稽古のみならず生活面にも変化が見られてくるのではないかと思っています。今回を自信にしつつも、謙虚な部分も持ち、反省をしなければなりません。また次につなげていきたいと思います。
また遠方までたくさんの保護者の方々に応援に来ていただき、本当にありがとうございました。皆さんのまとまりのある応援に励まされて、選手も頑張ることができております。本当にありがとうございました。
第35回北海道高等学校新人剣道大会兼全国選抜大会北海道予選会
1月6日~8日に千歳市で行われました。
<男子団体(予選リーグ敗退)>
予選リーグ 北海3-0勝ち・札幌光星3-1勝ち・双葉1-1本数負け
<女子団体(3位)>
予選リーグ 大麻5-0勝ち・函館中部3-0勝ち
1回戦 岩見沢緑陵1-0勝ち
準決勝 札幌日大0-1負け
<男子個人>
林上龍基-準優勝
後藤有輝-ベスト8
岡崎照大・笠井陽太-3回戦敗退
小林拓真・久保田和弥-2回戦敗退
<女子個人>
尾上舞-優勝
以上の結果になりました。
年末の関東遠征、1月3日の桐桜杯での反省を活かし、4日~5日は学校で合宿を行い、万全の状態を目指して調整しました。
まずは7日の個人戦において、本校では初めて男女ともに決勝戦に進出する快挙でした。林上は惜しくも敗退しましたが、粘り強く戦い、インターハイ予選の全道3位を一つ上回りました。あと1つで頂上です。尾上は大胆かつ繊細に戦い、見事頂上まで行きました。旭川勢としても、この大会でも全道優勝は初めてであり、インターハイ予選でも昭和43年以来の快挙です。この優勝で7月に東京で行われる全国都道府県女子対抗の北海道代表の先鋒に決まりました。この2名以外も個人戦は全員が勢いのある試合展開を見せており、8日の試合を期待していました。
そして団体戦、まず男子はまさかの展開で双葉に本数負けをし、ベスト8に残れませんでした。「勝者の余裕・敗者の欲」という話をして、結果にこだわりすぎないように話をしてきましたが、考えすぎたかもしれません。女子も同様で慎重すぎる試合展開が続き、思い切った技が出せずに苦しみました。そして昨年同様、またインターハイ予選同様、準決勝での札幌日大戦で先鋒の一本負けを最後まで取り返せず、負けてしまいました。
大会でも保護者の方々や卒業生にもたくさん応援や差し入れをいただき、本当にありがとうございました。何とか男女とも優勝をするぞと頑張ってきましたが、残念な結果に終わりました。この悔しさはインターハイ予選でしか晴らせないので、この負けがあったから強くなれたと思えるように、しっかりと反省をし、また稽古をしていきたいと思います。
第9回桐桜杯
今年も1月3日に多くの先輩方に参加していただき開催することができました。
男子(32名参加)
優勝 林上龍基(51期生=本校2年)
2位 林康平(46期生=大阪体育大学4年)
3位 岡崎照大(51期生=本校2年)
3位 小林拓真(51期生=本校2年)
女子(29名参加)
優勝 後藤実希(49期生=札幌大学1年)2連覇
2位 小林みのり(49期生=東北学院大学1年)
3位 照井瑚佑覇(50期生=本校3年)
3位 岡崎みずほ(48期生=平成国際大学2年)
このあと、男女ともに全道大会に向けての壮行試合を1試合お願いし、全員での稽古、最後に保護者の方々が作ってくださった昼食をいただいて終わりました。
桐桜杯では真剣勝負をしてくれたなかで、男子は現役生が活躍し、壮行試合も逆転勝利で終わり、全道新人戦へ弾みがつきました。女子は先輩方の壁を破れずに入賞者はいなく、壮行試合も負けてしまったので、巻き返しをはからなければなりません。
桐桜杯につきましては年々レベルが上がり、活気がある催しになってくれることを期待しておりますので、卒業生の先輩方、是非とも来校してください。
またお手伝いいただいた保護者の方々、新年早々にもかかわらず本当にありがとうございました。
第23回大野旗争奪剣道大会
12月26日・27日に錬成会、28日に大会が霞ヶ浦文化体育館で行われました。
男子(110校参加)
1回戦 松戸(千葉)1-1本数勝ち
2回戦 横浜(神奈川)1-0勝ち
3回戦 清風(大阪)0-0代表戦負け
女子(88校参加)
1回戦 鹿島(茨城)1-1代表戦負け
以上の結果になりました。
今大会も初めての参加になりましたが、錬成会で強豪校に胸を借り、思い切った試合ができるように頑張らせました。
男女とも代表戦負けになり、あと一歩のところで残念な結果になりましたが、全道新人戦に向けて自分たちの課題が明確になりました。
例年ですとこの時期は東北遠征に行かせていただいておりましたが、今回の関東遠征ではまた違った刺激を受けることができました。また宿泊については成田高校さんにお世話になり、本当にありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
写真は成田山新勝寺に行ったときのものです。