2年テーマ別活動(4回目)
10月15日(木)、2年生の未来総合「アイヌ文化・商品開発・まちづくり」のテーマ別活動4回目が行われました。
「商品開発」は、株式会社「明治」さんによる第二弾「カラダは食べた物からできている!」についての講義をしていただきました。今回はカルシウムやタンパク質の重要性や骨や筋肉のはたらきなどについて学びました。加齢とともに弱っていく筋肉や骨密度などを維持していく方法を学び、自分のカルシウム摂取量のセルフチャックを行いカルシウム不足を実感していました。
「ものづくり」は、前回に引き続きスプーン作りに加え、講師の方から「グリーンウッドワーク」という伐採したばかりの乾燥していない木を使用したバターナイフの制作過程を見せていただきました。5分ほどで素晴らしいバターナイフを完成させた職人の技に生徒の皆さんは驚きを隠せない様子でした。スプーン作りはナイフで削ったスプーンをやすりで滑らかに仕上げる作業をしました。地道な作業の連続で指先や手首が悲鳴をあげている生徒もいましたが、講師の方からアドバイスをもらいながら形がスプーンらしくなっていく作品を見て、やる気が再燃していました。次回はくるみの油を塗る作業をして、いよいよスプーンの完成予定です。



「アイヌ文化」は、未来創成コース設置当初からお世話になっている太田奈奈を講師に招き、マタンプシの作成に入りました。昨年、「衣」コースを選択した生徒はチェーンステッチという縫い方でアイヌ文様をあしらったコースターを作った経験から要領よく進めていましたが、初めてチェーンステッチを知った生徒たちは結構苦労していました。しかし、経験している生徒たちが、太田さんのサポーターとして未経験者を教えていました。
