3年テーマ別活動(未来総合)報告
3年生の未来総合学習「アイヌ文化・商品開発・まちづくり」のテーマ別活動が8月20日から始まっています。「アイヌ文化・商品開発・ものづくり」の3つのテーマに分かれ専門的に学んでいく活動です。
アイヌ文化では、3年生は「アイヌ文化の伝統の継承と発信方法を模索する」を目指します。昨年アイヌ記念館副館長の川村久恵さんから教わったアイヌ語学習のまとめが、コロナの影響でできなかったので、1回目と2回目をまとめ学習にあてました。3回目からは「アイヌ文化を知ろうⅡ~地名から読み取るアイヌ文化~」と題し、旭川市に点在する「アイヌ語地名表示板」を巡り、旭川市民をはじめ、市外から訪れる方にもわかりやすいマップづくりを目指しています。どのようなマップができるか今から楽しみです。



商品開発では、昨年度考えた「旭大高ブランド」コロッケ(ジンギスカン味・チーズ味)を商品化し、学校祭や屯田まつりで販売する予定でしたが、コロナの影響で中止となりました。しかし、自分たちで考えたものを形にしたいとの思いから、昨年度の反省を活かして家庭科の小林先生にアドバイスを頂きながら、コロッケを作り自分たちで試食しました。とても美味しいものができたようです。また、2回目の調理では3年生の先生方にも試食して頂き、アンケートを取りました。特にジンギスカン味は好評でした。
ものづくりでは、昨年度、自分たちで伐採してきた白樺を加工する作業を引き続き行っています。これまで丸太からノコギリで作品に必要な分を切り出し、ノミと金づちで大まかな形に削りました。今は彫刻刀で細部を彫り込んだり、ヤスリがけの段階に入っています。小さな小物を丁寧にヤスリがけする人や、素材を生かした粗削りな作品に取り組む人もいます。約10時間かけた活動でどんな作品が完成するのか楽しみです。