・・・だから、今がある。
昨日、3年部員3名を引率して(財)北海道体育協会表彰式に出席してきました。
・多年に渡り、スポーツの普及振興に寄与した者 12名
・多年に渡り、スポーツ競技指導者として功績顕著な者 2名
・国際的又は全国的スポーツ競技において特に優秀な成績を挙げた個人 22名
・国際的又は全国的スポーツ競技において特に優秀な成績を挙げた団体 17チーム
以上 多くの個人・団体が表彰され、北海道に多大な貢献と希望を与える活躍をした功績は大きく、更なる発展や更なる目標に向けて頑張って欲しいとの来賓挨拶があり、閉会。
表彰式に出席した3名もすでに次の目標を見据えており、淡々とした表情をしていたのが印象的でした。
今年で第28回目となるこの表彰、待ち時間を利用して歴代表彰一覧を眺めていたところ、前回表彰を受けたのが9年前となる第19回目(平成13年度)に全国高校大会に於いて男女リレーアベック優勝2回目(当時、史上初となる記録達成)を達成した時に受賞していました。
責任ある監督任命を受けたのが平成7年からであり、その年に夏見円が2年次に全国高校で優勝以来、ほぼ毎年のように全国高校で個人・団体優勝を続けて輩出しており、毎回こちらの表彰受賞を受けておりました。
丁度、今から9年前の受賞以来、全国規模の大会での入賞者は多く出しておりましたが、なかなか優勝するには今一歩縁が無かったな?と改めて感じていました。
今思うに、この空白の9年間、特に前半の4年間は監督として本当に苦しんだ年代でありました。いろいろな指導面に対する限界がピークに達していたためです。そこから、もう一度自身の考え方や指導方法をリセットし、一から勉強し直そうと考え、いろいろな分野からも吸収し始めたのが5年前からでした。今まで是だと思って取り組んできたことが非であれば、部員達にも謝ったことも度々。兎に角、すべてのことに改革を進めてきました。
やっと、昨年ぐらいから形になり出してきたかなと感じておりますが、【形あるものは必ず崩れる。】【完成は崩壊の始まり。】と常に自身にも部員にも言い聞かせています。
スキー部としても苦しかった9年間があるから・・・今がある。と改めて感じた授賞式の待ち時間となりました。