平凡と非凡
今日の午後から校外での会議があり、学校への戻りが何時になるか分からない状況で部員達には練習時間内に戻れなければ解散してくださいと伝えておりました。
今日のメニューはかなり厳しいコンディショニングトレを指示しており、6月初旬からプログラムしたメニュー。初めて実施した時は、翌日動けなくなるほどの状態に・・・。2回目実施時は『1回目より100倍楽になった!』といった部員もいたほど慣れてきた様子。3回目の今日、会議が終了し、すぐに向かうと最後のストレッチングを入念にしている所でした。
顔付きから、完全に慣れてきた様子が確認できました。改めて人間の適応能力は速く凄い!と感じた今日でした。
昨年の反省点のもと、新たに観えてきた修正点や強化しなければならない点など、今まで何回も何回も観てきたけれど観えていなかった部分に対する刺激や反応を与えるために実施しているトレーニングを着実に行っています。いわゆるその練習が現在、刺激的で過酷であったものが強化させて【平凡】となっています。
【平凡】とは、特別な所が無いこと。並。とあります。
段階を得た部員達の到達した【平凡】があります。手前味噌になりますが、同じことを他者が実施した場合、純情無きトレーニングと捕らえるのか?楽と捕らえるのか?わかりませんが我がスキー部にとってはは【平凡】となったことを意味します。
【非凡】とは、頭脳面では優秀・抜群・逸材と表現され、技能面では一流・天才・名人・鬼才と表現されます。
【平凡】で特別な所が無いことの繰り返しと練り上げが無い限り、一躍【非凡】となる現実は無いはずです。
【平凡】の積み重ねこそ【非凡】への入口があることを確信し、部員共々これから暑くなる季節を乗り切って行きたいと思います。
明日、北海道体育協会表彰に出席します。昨年獲得した全国高校男子総合優勝並びに男子リレー優勝が評価されたためです。(表彰式状況は後日UPします。)
嬉しい限りのことですが私も部員達も過去のことと割り切っており、また更なる躍進のために変化する普段の【平凡】の積み重ねが【非凡】と評価して貰えるような精進をしっかり前向きに突き進んで行きたいと強く思った今日となりました。