とうとう春がやってきました。
6月に入り、今年は遅くまで雪上トレができると思っていた旭岳にも春が訪れました。雨と気温の上昇により、雪解けも急激な加速をしています。
橋ゲタのある所は、特に温泉の暖かい水で解けやすく、コースが途切れてしまうのですが、いつも圧雪車のオペレーターである春菜さんが狭い道を巧みな操作でコースをつけてくれています。本当に感謝感謝です。
左に布袋と木材が置かれていますが、古くなった橋の改修を行うそうです。穴のあいた橋であったため、直ぐに解けてしまっていたこの橋の雪解けも来年は解消されるはずです。
春菜さんのコース整備のお陰で、このような6月でもきれいな雪質でトレーニングができる部員達は幸せ者です。
残すところ、この雪上トレも数少ない時間となることを部員もわかっています。ローラートレへ完全に移行するまでに雪上感覚とローラー感覚の誤差を確認することと、課題としていることに対する練り上げの調整に努力しています。
昨年は10月下旬から、この旭岳で雪上トレを開始しましたので約4ヶ月間の完全オフトレとなります。
コースの途中でエゾクロテンに出会いました。イタチ科ですので夜行性なのですが、あまり外敵がいないのか日中に顔を出して春の木の芽などをカリカリと食べていました。
春の山菜の代名詞ともいえるギョウジャニンニクが顔を出し始めました。採って食べたいのですが・・・ここは、国立公園内ですので撮影しか出来ません。
こちらはカバノアナタケというキノコです。幻のキノコとも言われており、ガンにも効くという市場では高値で売られているものです。
煎じて飲んだことがありますが、琥珀色をしており、利尿作用が促進される効能があると思います。無味無臭でした。
以上 遅れて訪れた旭岳の春を紹介しました。