フィンランド遠征
しばらく更新が途絶えておりました。申し訳ありません。長期間の遠征による残務整理やら新年度準備に追われ、あっという間に時間が経っておりました。
さて、国内大会は3月22日の全日本選手権がラストレースだった訳ですが、1年の石川謙は、その後SAJジュニアの海外派遣でフィンランドに遠征し、4レースに参加しておりました。
結果は以下の通りです。なお、すべて20歳以下の部に出場しました。
4月2日 Tomio大会 10kmCL 7位
3日 Pello大会 10kmCL 11位
4日 Yllas大会 10kmF 19位
5日 Ylitormio大会 10kmF 19位
※4戦TOTAL順位 9位
人生で初めての海外遠征とあり、時差の関係や食事、言葉なども違った異国の地で大いに勉強になったと感じています。また今回は、同年代の選手と比較する良い機会となった遠征でもありました。この4レースをすべて優勝した一つ年上のNiskanen選手(FIN)は、ジュニアながらW杯にも出場し、30番台の成績を残している若きホープです。そこから、本人の得意とするCLでも10km1分30秒は離されており、国内レースでいえば、高校生で全日本選手権に上位入賞するぐらいの成績が無ければ、世界のジュニアトップアスリートと同等に戦い抜くことは出来ないぐらいのラインです。この遠征を通じて、より高いレベルを知ることができたと同時に、次シーズンへ向けて何が課題でどのように差をつめていかなければならないのかを本人も痛感できたと感じています。このことは、本人はもとより、チーム内にも必ず好影響を与えるはずです。現状に満足せず、常に高いレベルに到達するために、より高い志と知識、そして強い行動力というトータル的な人間力がなければならないことを・・・。
部の活動も昨シーズンの反省を基に、技術的・体力的に高めていかなければならないことや修正しなければならないことも新たに分かり、どのような方向でオフを強化しなければならないのかも理解してもらい、また原理原則ともいえる力学を新たに学習し直しながら、今できることを着実にトレーニングをしています。
それでは、石川謙がフィンランド遠征で写真を撮ったものを紹介します。
次は、大会会場となるスタート及びゴールハウスです。日本だともう少し大きいものになりますが、非常にコンパクトにできています。
中央に写っているのが、昨年の世界選手権リベレツ大会で30kmCLで優勝したエストニアのアンデリュウス・ベールパル選手です。もの凄い速いと絶賛していました。
左が石川謙、右は、同期である湯本選手(新潟・新井高校)です。