調整とWAXTEST
明日は全日本旭川大会です。競技は女子5kmF、男子10kmFとなり、本日はその調整走を行いました。全体として軽やかで円滑な動きが出来ておりましたので、明日の競技でもリラックスした走りと年末から調整した動きのパフォーマンスを十分に発揮してくれることを期待しています。
左の写真は、WAXTESTを実施しているところです。明日の天気予報を参考にどのWAXが最も滑るのかを1台ずつテストをし、選出していきます。
この競技は用具を利用してタイムを競うため、スキーが滑るか滑らないかで結果も大きく変わってきますので、こういうテストも非常に大切となってきます。
日々変化する自然と雪の状態を観察し、雪の性質を読み取る感性を磨くことも大事です。これが出来ないと一人前のスキーヤーとは言えません。
上の写真に細いバーが雪に刺さっていますが、反射板です。左の写真の足につけているのが、タイムor速度を計測する時計です。一定距離に設置したバーの間をどれくらいで滑走しているかを計測します。
ちなみに今日は9台のテストを実施しました。
滑るWAXが決まりましたので、今日の午後は、そのスキーを作成して明日のレースに挑みます。
次の写真は、気温・雪温・空気中の湿度を測っているところです。
毎回、レースの数日前からこういったテストを繰り返しながらレース準備していきます。
大変な作業でもありますが、結果に結びつけるためには妥協はできません。
さて準備は、すべて完了しました。
明日の部員達の頑張りを楽しみにしています。