自主トレ
この2日間の休日、私のインフルエンザによる関係で感染を防ぐ目的もあり、自主トレとさせていただきました。今までも会議や出張、その他で自主トレ形式にすることはあるものの、必ずメニューを与えた練習でしたが、今回はメニューの指示もなく、各自にすべてを任せましたが、充実した内容が行えたでしょうか。
もし、指導者も仲間もいないという環境の中で、目標に向かって、いつもたった一人で日々やるべき内容を計画して実行しつつ、その反省を踏まえて計画を練り直すという行動をしなければならない状況に自分がいるという仮定をした場合、それを1年間継続して、自らを強化しつつ、結果に結びつける自信がありますか?と問われたら何と答えますか。
高校生ですので、まだまだ学ばなければならない知識や技術も多くあります。すべてにおいて『はい』と自信をもって答えれる者はいないと思いますが、それを除いた精神的な部分ではどうでしょうか。
この競技は、時として誰もいない山の中を自ら奮い立たせ、一人孤独に駆け抜けるという特性をもっています。自分に負けるのも自分に勝るのも、すべて自分の精神力次第。また、頑張りどこである山場といえるポイントは誰でも踏ん張ります。その後のホッと息を抜くポイントで踏ん張れるかが他選手との差が大きく広がるところなのです。逆に強い選手ほど、このポイントで踏ん張るという他人の隙間をついた戦術を心得ています。
したがって、普段から一人孤独な中でも目的意識を持った計画的な練習が出来るかが大切なポイントであり、また先生が居なければ仲間が居なければ、少しぐらい息を抜く練習でもいいかな。ということがあれば、これは自分の隙であり、他選手に大きな差を広げられるということに繋がります。この隙間がある限り、相手の隙間は見えてきませんので、相手に勝ることは不可能といえます。
この2日間、どうでしたか。自立してきている人間か否かを反省してみてください。
先生も元気になりましたので、また明日以降からお互いに成長する日々が送れるよう、頑張っていきましょう。