自分を乗り越える!【第2弾】
もうすぐ夏休みに突入します。21日も順調に野球部が勝ち進み、24日準決勝・25日決勝で勝利をつかめば念願の甲子園出場につながります。
さて、野球といえば、昨年3月に開催されたWBCで連覇を日本が飾ったことを覚えているでしょうか?時代の流れは速いもので、既に記憶から遠ざかっている方も多いかと思いますが、勝ち進む中でイチロー選手が期待通りのヒットを出せなかった時のことです。
不調と言えど、メジャーの最先端で活躍を続ける言葉に感動し、メモを残して置いたものが下記の言葉です。
「普段と変わらない自分でいることがボクの支えだった。苦しいところから始まって、苦しさから辛さになって。辛さを越えたら今度が痛みにきてね…心にね。」
「自分の無意識でやっていることを、もっと意識しなければならない。」
「今自分がやっていることが好きであるかどうか…。」
「僕は決して『打率4割』とは言わないんです。6割の失敗は許してやるわ。といつもそう思っているんです。」
「苦悩というものは、前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。だから、苦悩とは飛躍なんです。」
「今、自分に出来ること。頑張れば出来そうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない。」
と語っています。彼の最終的な大きな目標とは何でしょうか?それは、イチロー選手にしかわからない進化し続ける目標だと思います。
一流選手にも不調がある。樹木で言えば、苦悩という節があって安定している。その育つ過程での節は、必ず今後に大きく育つためには必要となる節を既に感じ取っているように思います。
個人に課された苦悩(苦労)は、必ずそれを乗り越えられるものしか訪れないと、誰しもが認める一流のイチロー選手でさえ未だ訪れているのです。それは名声あることにおごらず更に自分自身に対する『進化』を求めているからなのです。
『自分越え』=『自分未踏』が本校スキー部のテーマであり、このブログの標題ともしています。
夏休みは、自分越えするための時間がより多くあります。よく練り、より身につけることのできるよう、有意義な期間となってくれることを期待します。