北海道体育協会表彰
今年で第26回目となる北海道体育協会表彰に1年生の石川謙太郎・石川 潤・内田伸明の3名が選出され、昨日札幌市で開催された授賞式に参加しました。これは、昨シーズンの全国中学校スキー大会(岐阜県)で、個人クラシカル優勝の石川謙太郎並びに男子リレー競技において北海道初となる優勝に導く活躍をしたとのことが評価され、選出されました。本当におめでとう。
しかし、既に次の戦いはもう始まっています。中学日本一という頂点に対し、優雅にその眺めに酔いしどれている場合ではありませんよ。期待という重い荷物をまた背負い、更に険しい道を登る覚悟と行動を起こさなければなりません。
本校部員は『そんなことはわかっています。』という覚悟できた皆ですので心配はしていませんが、自分の可能性ある最大限の結果ではなく、経過ということを忘れてはいけません。まだまだ伸びます。『これ以上の成長はできない。』と思ったときが選手引退の時です。未来を描き、目標を描きながら努力し続けることが重要です。
時のトーマス・エジソンが電球の発明に対して、部下はここまでの実験を続けてきました。もう、無理なのではないでしょうか?との問いに対し、『もう半分以上の実験を繰り返してきた。残りはもう少しだ!』と答えたそうです。可能性を信じ、熱意を持って取り組むことこそが『不可能を可能にする。』唯一の道筋であり、今もなお世界記録が更新されていくのも、用具用品や施設その他の開発だけではなく、人間の限界値を伸長させる個人とそれを支え続けるスタッフの熱意と行動があることを忘れてはなりません。
この表彰式に当たり、北海道スキー連盟中学強化コーチであります須藤先生、心ある引率と励まし、お心遣いをいただいたことに対しまして、感謝申し上げます。また、今後ともにジュニア育成に対する熱心で温かく厳しいご指導をいただけますよう、お願い申し上げます。