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日常の稽古について
前にもお話ししたように、本校はコース制を採用しており、
剣道部の生徒も各コースに所属しています。
特別進学コースが他のコースより、1時間授業が長いため、
特別進学コースの授業が終了してから稽古を開始します。
よって、他のコースの生徒が1時間ほど時間があくので、
本校の体育コースでも授業に取り入れているSMIプログラムを
聞いて、モティべーションアップを行うようにしています。
そして、ストレッチ・トレーニングから始まる訳ですが、
これが“きつい”です。
と言うのも、「体の動かし方」を一昨年前の夏から毎月1回のペースで
東京のスポーツトレーナーの先生から学んでおり、先生の教えのもと
硬い体では良い動きにはならないとストレッチから取り組んでいます。
生徒も最初は半信半疑だったようですが、今では夢中になり
最近ではケガをする生徒が減りました。
また、実績は上げられていませんが、「動き」特に「スピード」は
なかなかついてきたと思います。
トレーナーの先生曰く、「こんな感じで動く」という感覚を
「ここをこのように意識すれば、こう動ける」と言った指導で
“センスはつくるものですよ”とのこと。
実際に生徒が自分の変わっていく喜びを感じてくれている姿を
見るのがうれしいです。
何より、私自身が「なるほど」と思って、自分の稽古に取り入れています。
(なかなか結果は出せていないですが…)
しかし、ここまで行き着くには相当の時間をかけて、ストレッチを行い、
やっと最近はトレーニングも入ってきました。
私がまだまだわかっていないのと、体はかなり複雑なのでこれ以上
説明できないのが残念ですが、本校に入学していただけたら直接
先生のご指導を受けられますのでいかがでしょう?(笑)
それから、素振り・基本稽古・技の稽古・地稽古・かかり稽古・打ち込み
など、時期によって、生徒の様子によって取り組みますが、本当に
オーソドックスだと思います。
やはり、「生涯剣道」を目指したときに、しっかりとした剣道をしてほしい
と思うので、基本的なことが多くなってしまいます。
違った面は、ここ5年ほど年に1回宮城県小牛田農林高校にお邪魔させて
頂いています。伝統の「水平切り返し」をされていて、本当に小牛田の
みなさんの「手の内」が素晴らしく、教えていただいて取り組んでいますが、
当然そんなに簡単にはいかないため継続中です。
このように、ストレッチを開始してから2時間半から3時間程度行います。
最後に土曜日は時期によりますが、朝稽古にしまして、7時から8時半まで
地稽古のみを行い、本校生以外も自由参加にしています。
多いときには教士七段の先生や本校の卒業生、さらには中学生も参加して
くれて30~40名で稽古をしております。機会がありましたら、是非
参加してみてください。

