創立120周年記念式典盛大に挙行される
学校の窓から見える旭岳を含む大雪山の山並みは古くから「カムイミンタラ」(神々が遊ぶ庭)と呼ばれてきた。
その山並みが新緑から赤や黄色に染まり、今、その目を向けると新雪により一帯が冠雪し白銀の世界に季節の移ろいを見せている。
山並みから太陽の光が差してその白き山肌は神々しい輝きを見せている。
吹く風は涼風爽やかなるも寒さを少しずつ運んできている秋の深まりが感じられるが穏やかな朝を迎えます。
10月20日は開校記念日に当たりますが、今年は明治31年(1898年)の創立から120周年の節目となります。
「旭川裁縫専門学校」として開校され、当時はまだ旭川が人口5000人のころで女子にも教育が必要であると創始者である澤井兵次郎先生が地域の人々の要請に応える大きな役割の中で初の私学として設立から3万4千人を超える有為な人材育成をされて地域へと送り出しています。
この日は、在校生やご来賓、支援を頂く企業や関係団体、同窓会員や学校関係者
など多数の列席を頂きました。
西川旭川市長と菊川上川町村会副会長(当麻町長)や近郊町村の首長さん市議会
議長や道議、市議などの皆様を迎えてお祝いを頂き盛大に記念式典を挙行されました。
協賛会を立ち上げ、PTA・後援会などと我が同窓会もその一翼を担い学校事務局と連携を密にして晴れの日をむかえる準備に取り組む。
ご存知のように野球部の甲子園100回記念大会の出場が決まり、平行作業となるなど嬉しいことが重なる春から始まり暑い夏にさらに熱い夏を精一杯過ごし気が付けば秋の気配が感じる時となりました。
加えて自然災害の頻発する異常事態に見舞われて今年の季節の巡る早さに驚く暇もありません。
準備をする中で皆様のご支援とご協力とご指導に支えられ当日を迎える事が出来ました。
簡素な中にも幾多の困難を乗り越えて来た澤井先生や先人たちに感謝の気持ちを表し、新時代を迎える後輩たちに建学の精神と教育理念をしっかりと引き継ぐ為に記念事業として形に残してきました。
式典の中では在校生の落ち着いた立ち振る舞いやしっかりとした雰囲気が感じられ、国歌や校歌の斉唱・沿革紹介ビデオ・吹奏楽記念演奏・生徒会長挨拶など来賓の皆様などから多くのお褒めの言葉が聞かされるなど在校生の厳粛な中にも凛とした、未来に向けて光り輝く希望の歩みが感じられる素晴らしい式典になった。在校生諸君の真剣な眼差しと姿勢に協調性の高さを感じられました。
多くの方と節目の年に記念式典を迎えてそこに関係することが出来た喜びを生かし学校の発展と共に明治34年第一回卒業生の3名を含む先輩達の活動に敬意を表し更なる発展を心に刻み込み活動を展開して行きましょう。
素晴らしい記念の年になりました! 感謝