門出を祝い 新たなスタートを応援します 絆は深く 友情は永遠に・・・
春風そよぎ、あたたかい陽ざしが感じられる心地良い3月1日、平成28年度卒業式が挙行されました。
出身中学校の先生方をはじめ多くのご来賓と熱心に愛情を注ぎ見守り育てた家族の皆さんが拍手で迎え
て、担任の先生に先導され卒業生の入場です。
毎年のことながら参列をして思うことは、高校生活三年間と言う年月は子供から大人へ成長していく過程を
見させていただく中で、心身ともに大きくなり本当に頼もしく感じさせてくれます。
卒業証書を一人ひとりに言葉を添えて手渡した、阿部校長は式辞の中で「多様化する中で生きて行くため
に社会の変化に敏感に豊かな発想力を持ち個性を磨き、他者への気配りを忘れず、社会に出てからの勉強
で人生が変わってくる一歩一歩着実に大人になって欲しい」と、言葉を贈られた。
生徒会長の阿部隼也君が在校生の気持ちを込めた送辞を「先輩たちの実践して来た諦めない気持ちを
持って旭大高魂を継承して行く、これからも助言を」と述べる
答辞は硬式野球部で活躍した木下一真君が三年間の中で体験をした思いを話された。
「私たちの学年は活気に溢れ誇りを胸に活動をして、四字熟語で表すと威風堂々となる、学校行事でもクラブ
活動でも団結して戦い負けても諦めることなくチャレンジをして行く力を持って「自省」「努力」「創造」の校訓の
元に成長した。
甲子園を目指す自分に、試合の中でアクシデントにより右目にボールが当たり視力を失いながらも諦めるこ
となく捕手と言うチームの要を守り切って高校野球を最後まで戦うことが出来た。
それはなぜだと思いますか?答えは、旭大高だからです! 旭大高の野球部だからです!ここにいたからで
きたと確信をしている。
指導者から「人間本気になれば、大概の事は出来る」と言われて、一生大切にして行きたい言葉になりまし
た。
在校生の皆さん、自分の力を信じ果敢にチャレンジして何事にも諦めない強い気持ちで仲間と共に絶対出
来ると信じて悔いの残らないように充実した学校生活を送って欲しい」と後輩達へ語り掛ける。
最後に「私たちは旭大高の誇りを胸に今後も頑張ります」と結び、参列した人びとの万雷の拍手で努力を讃え
られた。
様々な思い出を胸にしっかり刻み込み懐かしの学び舎を巣立っていく卒業生の前途洋々たる未来が花開く
ことを心より祈念をして会場を出て行く後ろ姿に拍手で送り出した。
無限の可能性を秘めた皆さんがこれからの旭大高をさらに支えてくれることを願い、絆を深め同窓の仲間と
して活躍をされることを期待しています。